NBAライバルウィークとは? 2024年のマッチアップ・日程

大西玲央 Reo Onishi

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2022-2023シーズンに導入されたNBA Rivals Week(NBAライバルウィーク)は今年も行われる。1月24日(現地23日)から11試合がライバルウィークのマッチアップとしてスケジュールに組み込まれているのだ。

ここではライバルウィークの概要、開催時期、そして2023-2024シーズンのライバルマッチアップを説明する。

NBAライバルウィークとは?

昨季から始まったNBAライバルウィークは、1月の1週間で伝統あるライバル対決、近年ビルドアップしているチーム間、選手間のライバル関係に焦点を当てた試合が行われる新たな試みだ。今季は11試合が全米放送される。

NBAライバルウィークはいつ?

2023-24シーズンのNBAライバルウィークは1月24~28日(現地23~27日)まで行われる。


NBAライバルウィークのスケジュール

※日程は日本時間。

1月24日午前9:30 ニックス対ネッツ

地理的ライバルであるニューヨーク・ニックスとブルックリン・ネッツの一戦が今季のライバルウィーク1試合目だ。

配信:NBA Rakuten

1月24日午後12:00 レイカーズ対クリッパーズ

2試合目もまた地理的ライバル、そして同じ本拠地を構えるのが今季で最後となるロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズが対戦する。

配信:NBA Rakuten

1月25日午前10:30 サンズ対マーベリックス

デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールの所属するフェニックス・サンズ、そしてルカ・ドンチッチとカイリー・アービングを擁するダラス・マーベリックスというスターパワーの強いマッチアップ。ブッカーとドンチッチが近年繰り広げている激闘にも注目だ。

配信:NBA Rakuten

1月25日午前11:30 サンダー対スパーズ

オクラホマシティ・サンダー対サンアントニオ・スパーズは、チェット・ホルムグレンとビクター・ウェンバンヤマの新人王争いが注目されたライバル関係だ。

配信:NBA Rakuten

1月26日午前9:30 セルティックス対ヒート

2023年のイースタン・カンファレンス・ファイナルの再戦となるのがボストン・セルティックス対マイアミ・ヒート。両チームは過去4シーズンのプレイオフで3回対戦している。

配信:NBA RakutenWOWOW NBA

1月26日午後12:00 キングス対ウォリアーズ

こちらも2023年のプレイオフの再戦だ。サクラメント・キングスとゴールデンステイト・ウォリアーズは昨季のプレイオフ1回戦で7試合までもつれる激闘を演じている。

配信:NBA Rakuten

1月27日午前9:00 マーベリックス対ホークス

ダラス・マーベリックス対アトランタ・ホークスと言えば、やはりそのルーツはNBAドラフト2018だろう。全体3位のルカ・ドンチッチと全体5位のトレイ・ヤングがドラフト当日にトレードされて以来、両者は常に比較対象として取り上げられている。

配信:NBA Rakuten

1月27日午前11:30 ブレイザーズ対スパーズ

この日の2試合目もドラフト絡みのライバルマッチアップ。ポートランド・トレイルブレイザーズはNBAドラフト2023全体2位指名のスクート・ヘンダーソンを、スパーズは同1位のウェンバンヤマをそれぞれ擁している。

配信:NBA Rakuten

1月28日午前5:00 ヒート対ニックス

90年代まで遡るマイアミ・ヒートとニューヨーク・ニックスのライバル関係は、ニックスの元ヘッドコーチであり、現在ヒートの球団社長を務めるパット・ライリーの存在が大きな要因となっている。2023年のプレイオフでも東準決勝で対戦した。

配信:NBA Rakuten

1月28日午前7:30 76ers対ナゲッツ

昨季のMVPジョエル・エンビードを擁するフィラデルフィア・76ersが、2020-21と2021-22の2シーズン連続MVPであるニコラ・ヨキッチのデンバー・ナゲッツと対戦する。今季も両者はMVP争いを繰り広げており、注目のビッグマン対決だ。

配信:NBA Rakuten

1月28日午前10:30 レイカーズ対ウォリアーズ

ライバルウィークの最終戦はレイカーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ、2010年代に数々の名試合を繰り広げてきたレブロン・ジェームズとステフィン・カリーの所属チームが対戦する。

配信:NBA RakutenWOWOW NBA

大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。