4月24日(現地時間23日)にチェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたワシントン・ウィザーズ対オクラホマシティ・サンダーの一戦は、129-109でウィザーズが勝利した。左ひざを痛めている八村塁は、3試合連続で欠場している。
2点差をつけて前半を終えたウィザーズは、第3クォーター開始から10-2のランでリードを広げると、10点差で迎えた第4Qに突き放して7連勝を飾った。
ウィザーズはラッセル・ウェストブルックが古巣相手に37得点、11リバウンド、11アシストを記録し、4試合連続、ここ16試合で14回目、今季28回目のトリプルダブル達成。通算174回目のトリプルダブルでオスカー・ロバートソンの最多記録(181)にさらに近づいている。
そのほか、ウィザーズはブラッドリー・ビールが33得点、6リバウンド、ハウル・ネトが15得点をマーク。ビールは「初日からファンタスティックだった」と、ウェストブルックとのケミストリーが向上していると話した。
「僕たちは互いを受け入れた。それぞれのプレイをリスペクトしているんだ。彼は僕らをより良いチームにしていると感じる。チームメイトたちを向上させ、自分にもチャレンジしているんだ」。
ウィザーズはイースタン・カンファレンスの10位につけており、9位インディアナ・ペイサーズとは1.5ゲーム差。11位シカゴ・ブルズと12位トロント・ラプターズに1ゲーム差をつけている。
スコット・ブルックス・ヘッドコーチは「集中を保って黙々と続けなければいけない」と話した。
「我々はまだ何も成し遂げていない。7連勝は素晴らしいが、まだやるべき仕事はたくさんあるんだ。まだ自分たちが望むところにたどり着いていない。(プレイオフ出場争いに)とどまり、あとはどうなるか、誰にも分からない。上昇を続けられるかもしれないね」。
一方、球団ワースト記録まであと1となる13連敗となったサンダーは、ダリアス・ベイズリーが20得点、6リバウンド、5スティール、新人テオ・マレドンが20得点、8アシスト、ルーゲンツ・ドーツとアイザイア・ロビーが各18得点、8リバウンドを記録した。
ウィザーズ(26勝33敗)は26日(現地時間25日)に本拠地キャピタル・ワン・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズと、サンダー(20勝40敗)は27日(同26日)に敵地でフィラデルフィア・76ersと対戦する。