11月15日(日本時間16日)にターゲット・センターで行なわれたワシントン・ウィザーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズの一戦は、ブラッドリー・ビールが44得点、10アシストを記録し、ウィザーズが137-116で快勝した。八村塁は25分11秒のプレイで8得点、4リバウンド、3アシスト、2スティールをマーク。出場時間帯のチームの得失点差を示すプラスマイナスはプラス10だった。
前半終了時に76-73とハイペースな一戦で3点をリードしたウィザーズは、後半にウルブズを43得点に抑えて勝利。ペイント内から76得点と今季最多の数字を記録した。
連敗を3で止めたウィザーズ(3勝7敗)は、モリッツ・バグナーがともに自己最多の30得点、15リバウンド、トーマス・ブライアントが12得点、9リバウンド、トロイ・ブラウンJr.が11得点、7リバウンドをマークしている。
フィールドゴール22本中15本成功で2試合連続の44得点を記録したビールは、今季3度目の40得点超。ここ7試合のうち5試合で30得点を上回っている。
八村塁 ハイライト(vs ウルブズ/8得点)| 2019.11.15
試合後、バグナーの出来や後半の守備の改善について話したスコット・ブルックス・ヘッドコーチは、ビールについて問われると「彼のことを忘れていたな」と述べた。
「彼はとてつもない。試合のたびにそれを発揮してくれる」。
なお、リザーブの選手が30得点、15リバウンド、3P4本成功を記録したのはNBA初。バグナーは「自分の仕事をしようとしただけだ」と話している。
「ポジティブに(チームメイトたちと)話そうとしている。毎日取り組んで、試合の中にとどまろうとし、集中を切らさないようにしているんだ」。
ビールも「カール・アンソニー・タウンズをファウルトラブルにさせたり、相手を苛立たせ、難しくさせたり、彼は本当にうまい」と、バグナーの守備を称賛した。
【今夜の注目】ブラッドリー・ビールが2試合連続44得点| 2019.11.15
一方、敗れたウルブズ(7勝5敗)はタウンズが36得点、10リバウンド、ロバート・コビントンが20得点、ジェフ・ティーグが13得点、11アシストを記録している。
ウルブズはチーム最多の平均25.9得点を記録し、特に直近6試合で平均31.6得点と好調だったアンドリュー・ウィギンズが、個人的な理由で欠場した。
ライアン・ソーンダーズHCは「もちろん、彼のことを思い、祈っている。彼の不在は響いた」とコメント。次戦に出場できるか問われると、「個人的な事情については話さない」と返した。
「ひとつ言えるのは、家族は家族ということだ。そして我々はファミリーだ。アンドリューには、あらゆる個人的な事情に対応するのに必要な時間がある」。