11月29日(日本時間30日)にステイプルズ・センターで行なわれたワシントン・ウィザーズ対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、アンソニー・デイビスが26得点、13リバウンド、3ブロックを記録し、レイカーズが125-103で快勝した。ウィザーズの八村塁は16得点、8リバウンドを記録している。
八村は試合開始直後、レブロン・ジェームズを相手にジャンプショットを決めて試合最初の得点をあげると、さらに速攻からのレイアップで加点。いきなり4得点を記録した。
Way to get us started, Rui!! 👏👏#WizLakers | @rui_8mura pic.twitter.com/ByzjMwi0xt
— Washington Wizards (@WashWizards) November 30, 2019
前半に8得点、5リバウンドをマークした八村は、第3Q残り7分02秒から3本連続でショットを決め、さらに2本のフリースローで16得点とした。
第3Qが終わって79-105と大差がついたこともあり、第4Qに出番がなかった八村は、26分間の出場でフィールドゴール15本中7本成功(3Pは3本中0本成功)の16得点、8リバウンド、1アシスト、1スティール、1ターンオーバーを記録。出場時間帯のチームの得失点差を示すプラスマイナスはマイナス27だった。
八村塁 ハイライト(vs レイカーズ/16得点)| 2019.11.29
19ターンオーバーを記録して敗れたウィザーズ(6勝11敗)は、ブラッドリー・ビールが18得点、9アシスト、イシュ・スミスとジョーダン・マクレーが各13得点を記録している。
試合はレイカーズが第1Q途中から第3Q途中までに84-36とウィザーズを圧倒。連続17得点や18得点をマークするなど最大37点差をつけ、第4Qにジェームズとデイビスを温存して圧勝した。
球団最多タイの開幕19戦17勝のレイカーズ(17勝2敗)は、レブロン・ジェームズが23得点、11アシスト、クイン・クックが17得点、ジャベール・マギーが15得点、11リバウンドを記録している。
ウィザーズのスコット・ブルックスHCは「あれがベストチームだ」と、レイカーズを称賛した。
「彼らが17勝2敗なのは理由がある」。
レイカーズは11月を14勝1敗で終えた。1か月でこれほどの白星をあげたのは、2000年の3月以来。10連勝も2009年12月以来だ。そして、2009-10シーズン、レイカーズは優勝している。
だが、ジェームズは「僕らは優勝を目指しているけど、今はそうじゃない」と述べた。
「ここで大切なのは、次の相手だ。僕らはもっと良くなっていきたいと思っている。長いプロセスなのさ。そして近道はできない。ただ、楽しんでいくことはできる」。