ロサンゼルス・レイカーズのファンと同じように、ゴールデンステイト・ウォリアーズの面々は、12月18日(日本時間19日)にステイプルズ・センターで行なわれるコービー・ブライアントの永久欠番セレモニーを楽しみにしている。
ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチが、ブライアントの背番号8と背番号24のユニフォームが永久欠番となるセレモニーにウォリアーズがチームとして参加することを明かした。
カーHCは16日(同17日)に『ESPN』で「歴代最高のひとりのユニフォームが永久欠番となるところを目にする場にいられるのは良い経験だ」と述べた。
「前半の映像を見るために選手たちをロッカールームにとどめることはしない。そんなことをすれば、選手たちは私が狂ったんじゃないかと思うことだろう。コートに面白いものがあるんだ。そこに行こうじゃないか」。
ウォリアーズのスター選手であるケビン・デュラントは、ブライアントが「NBAにおける第4クォーターとは何かを初めて味わわせてくれた」とコメント。「僕がボールを持つまでずっとファウルしてきた。あからさまで、審判は彼をじっと見ていたけど、ファウルの笛を吹かなかった」と、ブライアントのプレイが自身の成長につながったと振り返った。
「そういうレベルに達しなければいけないと分かっていた。だからこそ、ほかと異なるレベルの一部の選手たちがいることに気づいたし、そこにたどり着くまで待たなければいけない」。
「彼がコートにもたらしていた激しさが恋しいよ。対戦相手も、コーチングスタッフも含め、彼はすべての人のプレイレベルを高めてくれた。偉大な選手たちだからできることだ。そういうのを見て多くを学ぶことができる」。
原文: Warriors will be on court for Kobe Bryant's jersey retirement, Steve Kerr says by Sporting News(抄訳)