ゴールデンステイト・ウォリアーズの何人かの選手たちによると、オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックを守るのは簡単なのだそうだ。
その発言は、ライターのジャック・マッカラムが最近発売した書籍に掲載されており、『ESPN』のザック・ロウ記者もその発言の裏付けとなる情報を付け加えた。
ロウ記者は毎週配信しているポッドキャスト番組の『The Lowe Post』で、ジャーナリストのライアン・ルシロー氏との会話でウォリアーズの選手たちが昨季のMVPであるウェストブルックを守ることを、まるで恐れていないと話した。ロウはこう語っている。
「ジャック・マッカラムがウォリアーズについて書いた新しい本(『Golden Days: West's Lakers, Steph's Warriors, and the California Dreamers Who Reinvented Basketball』)の中で、多くのウォリアーズ選手が匿名でラスについて話していて、ラスを怖がっていないと発言しているんだ。ケビン・デュラントが(オクラホマシティ・サンダーを)去った理由の一部はラスが理由だとも話している。ラスのプレイスタイルはとても守りやすいと言っていた」。
「確かに考えてみれば簡単だ。ひとりしか気にしなくていいのだからね」とルシローが返答すると、ロウは「こういうことについてウォリアーズの選手とも話したことがある。ジャックの本に書かれていることは、彼らにラスについて聞いたときに返ってくる答えと100%一致するね」と続けた。
数字もマッカラムとロウの発言を裏付けている。ウェストブルックがウォリアーズと対戦した直近17試合で、彼がフィールドゴール成功率40%を超えたのはわずか3回しかなく、3ポイントショット成功率に関しては平均27%でしかない。なお、ケビン・デュラントはそのうちの13試合でサンダーに在籍していた。
オクラホマシティがポール・ジョージとカーメロ・アンソニーを獲得したことで、ウェストブルックのプレイスタイルは変わる可能性がある。だが、ウォリアーズの息の詰まるようなディフェンスは、両チームが激突する11月22日(日本時間23日)の試合の頃には、すでに準備ができていることだろう。
原文:Warriors reportedly think Russell Westbrook is easy to guard by Sporting News