レギュラ-シーズンが終了する5月16日(日本時間17日)まで順位が変わらなければ、ポストシーズンで再びレブロン・ジェームズとステフィン・カリーの対決が実現する。
ゴールデンステイト・ウォリアーズがオクラホマシティ・サンダーを下した8日(同9日)の試合後、カリーはウェスタン・カンファレンス7位ロサンゼルス・レイカーズと8位ウォリアーズの対戦をリーグが「楽しむ」か問われた。彼は言葉で返答する必要がないと感じ、その代わりに何度も首をかしげたりうなずいたりしてみせた。
Does Steph Curry think the league would enjoy a Warriors-Lakers 7v8 play-in matchup?
— Anthony Slater (@anthonyVslater) May 9, 2021
"................." pic.twitter.com/cYngzKG1xX
我々は、それを「イエス」だと受け止めよう。
順位が変わらなければ、18日(同19日)か19日(同20日)に、レイカーズとウォリアーズは一発勝負に臨む。勝者はウェストの7位シードとしてプレイオフに進出。敗者は、9位と10位の勝者と最後のプレイオフ出場枠を競って対戦する。現時点では、メンフィス・グリズリーズとサンアントニオ・スパーズの勝者だ。
しかし、レイカーズとウォリアーズが7位シードを懸けて対戦することが正式に決まるまで、まだ道のりは長い。
8日(同9日)終了時点で、ウォリアーズとグリズリーズはわずか0.5ゲーム差だ。そして16日(同17日)のレギュラ-シーズン最終戦で、ウォリアーズはホームにグリズリーズを迎える。ウォリアーズにとって朗報なのは、ユタ・ジャズ、フェニックス・サンズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、そしてグリズリーズとの残り4試合がいずれもホームでの試合ということだ。
レイカーズはグリズリーズと3ゲーム差で、6位ポートランド・トレイルブレイザーズとは1.5ゲーム差。ただ、再びジェームズが戦列から離れ、終盤戦で苦しんでいる。4月30日(同5月1日)に復帰し、2試合に出場したジェームズは、足首の挫傷で3試合を欠場中だ。
レイカーズは9日(同10日)にサンズと対戦し、その後ニューヨーク・ニックス、ヒューストン・ロケッツ、インディアナ・ペイサーズ、ペリカンズと対戦する。15日(同16日)と16日(同17日)にペイサーズ、ペリカンズとのバック・トゥ・バック(2日連続)でレギュラーシーズンを締めくくる予定だ。
NBAファイナルにおけるレブロン・ジェームズ対ステフィン・カリー
カテゴリー | ジェームズ | カリー |
NBA優勝 | 1 | 3 |
チーム勝利数 | 7 | 15 |
平均得点 | 33 | 25.4 |
平均リバウンド | 11.5 | 5.9 |
平均アシスト | 9.3 | 6.3 |
ジェームズとカリーは2015年から18年まで4年連続で対決してきた。結果はカリーが所属するウォリアーズの3勝。ジェームズで唯一の勝利は、クリーブランドの街に52年ぶりのプロスポーツタイトルをもたらした2016年のキャバリアーズ優勝だけだ。
原文: Warriors' Stephen Curry gives nod to potential play-in game vs. LeBron James, Lakers by TOM GATTO/Sporting News.com