第2Q終盤から連続で22得点を挙げたウォリアーズがグリズリーズに大勝

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

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3月21日(現地時間3月20日)にカリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターでメンフィス・グリズリーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズの試合が行われ、ウォリアーズがグリズリーズに137-116で勝利した。なお、渡邊雄太は個人的理由により欠場が続いている。

この試合まで、ウォリアーズはウェスタン・カンファレンス10位とプレイイン・トーナメント圏内にはいるものの、11位のロケッツとは2.5ゲーム差。一方のグリズリーズは、ジャ・モラントやマーカス・スマートなど主力の怪我もあり、ウェスタン・カンファレンス13位と苦戦を強いられるシーズンを送っている。

試合開始からウォリアーズは3ポイントショット攻勢で、主導権を握ったかに思われたが、GG・ジャクソンに3Pショット3本を含む12得点を許すなど、グリズリーズに7本の3Pショットを決めらる。ウォリアーズは33-32となんとか1点リードで、第1Qを終えた。

第2Qもリードチェンジ10回と、一進一退の攻防が続いた。そして、同Q残り2分7秒、ウォリアーズはジャクソンにフリースロー2本を許し、58-58と同点に。その後、ジョナサン・クミンガの連続5得点を含む連続10得点を奪い、ウォリアーズが68-58のリードで前半を終えた。クミンガは前半キャリア最多となる18得点をマークし、チームを牽引。

後半に入っても、ウォリアーズの勢いは止まらず、第3Q開始から連続12得点を奪い、第2Q終盤からの連続得点を22まで伸ばし、一気に試合を決めた。結局、ウォリアーズは第4Qにステフィン・カリーが出場することなく、危なげない試合運びでグリズリーズに137-116で勝利した。

これでレイカーズとのゲーム差を0.5としたウォリアーズ(36勝22敗)は、クミンガが26得点(FG12/17)、5リバウンド、4アシスト、2スティール、アンドリュー・ウィギンズが22得点、10リバウンド、3アシスト、1ブロックを記録し、チームの勝利に貢献。他にも、グリーンが10得点、12リバウンド、7アシスト、クリス・ポールが12得点、4リバウンド、14アシスト、0ターンオーバー、クレイ・トンプソンが23得点(3P5/11)を記録した。ウォリアーズは二桁得点が7人、シーズン最多となる43アシストと、チーム全体で効率良く得点することができた。

一方、4連敗となったグリズリーズ(23勝47敗)は、ジャクソンが3Pショット7本を含むキャリア最多35得点、5リバウンド、3アシスト、サンティ・アルダマが27得点、9リバウンド、4アシストをマーク。他にも、ジャレン・ジャクソンJr.が28得点、4リバウンド、3アシスト、ラレイビアが12得点、5リバウンド、3アシストを記録した。

次戦、ウォリアーズは23日(現地22日)の11時から、本拠地チェイス・センターにてインディアナ・ペイサーズと試合を行う。グリズリーズは23日(現地22日)の9時から、敵地フロスト・バンク・センターにてサンアントニオ・スパーズと対戦する。

ボックススコア

佐藤瑞紀 Mizuki Sato

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京都府生まれ、立命館大学卒。The Sporting Newsのアシスタントエディター。大学在学中は、ファッションに携わり、Levi'sやセレクトショップでスタッフとしてキャリアをスタート。大学卒業後に上京し、ファッションとカルチャーを結びつけた記事を執筆。バスケ未経験ながら、2015年にカリーのプレーに魅了され、NBA観戦が大好きになる。