ウォリアーズのウィギンズ「次のシーズンの目標はオールディフェンシブチーム」

Scott Rafferty

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アンドリュー・ウィギンズは昨シーズン、キャリア初のオールスターに選出された。

今シーズン、ゴールデンステイト・ウォリアーズのフォワードの彼は、彼の実績に新たな栄誉を加えたいと考えている。

ウィギンズは先日、NBAのレジェンドであるビンス・カーターと『ESPN』のロズ・ゴールド・オンウディが運営するポッドキャスト「The VC Show」にゲスト出演した。初のオールスター選出と優勝を果たしたウィギンズは、次の目標を聞かれると、2022-23シーズンのオールディフェンシブチームに入ることだと語った。

「次のシーズンで本気で目指したいことのひとつは、ディフェンシブチームに入ることだ」とウィギンズは答えている。

「それは僕の大きな目標で、プレイオフで少しはみんなの目に留まったと思うから、候補に挙がるといいなと思っているんだ」

プレイオフでのウィギンズの活躍は確かに注目を集めた。

ダラス・マーベリックスとのウェスタン・カンファレンス・ファイナルにおいて、ウィギンズの主な仕事はマーベリックスのスーパースターのルカ・ドンチッチをガードすることだった。ドンチッチは依然として数字を残したが、それでもウィギンズは、この3度のオールスター選手のフィールドゴール成功率をドンチッチにしては異例の41.5%に抑えるのに貢献している。

その後、ウィギンズはボストン・セルティックスとのファイナルで、3度のオールスターに輝いたジェイソン・テイタムとマッチアップした。トラッキングデータによると、テイタムは、6試合のこのシリーズでウィギンズがマッチアップしたときには、FG成功率が37.5%、フリースロー試投数はわずか2本に終わった。

ウィギンズはまた、プレイオフ2回戦でメンフィス・グリズリーズのスター選手のジャ・モラントを守った。モラントは膝の怪我で6試合中3試合欠場したものの、ウィギンズはその万能ぶりを見せつけている。

ウォリアーズがレギュラーシーズン中にNBAで2番目に高いディフェンシブレーティング(100ポゼッションあたりの失点)を記録したことに、ウィギンズが大きな役割を果たしていたとはいえ、ウォリアーズのメンバーでオールディフェンシブチームに入ったのはドレイモンド・グリーンしかいない。ウォリアーズの選手でそれ以外に票を獲得したのは、ゲイリー・ペイトン二世の1票のみだ。

ウィギンズは、それを個人的に受け止めたという。

「今年、僕には1票も入らなかった」とウィギンズは言う。

「個人的に受け止めたよ。プレイオフでは自分の実力をアピールして、自分の名前を世間に知らしめるチャンスだと思っていたから」

クレイ・トンプソンが全シーズンに出場可能になれば、ウォリアーズはウィギンズの守備にそれほど頼らなくても良いことになる。それでも、彼はまだ毎晩のように最もタフなペリメーターの守備を引き受けることになると考えている。

原文:Warriors' Andrew Wiggins took All-Defensive results personally, hopes to now 'be on the radar'

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Scott Rafferty

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Scott Rafferty is an experienced NBA journalist who first started writing for The Sporting News in 2017. There are few things he appreciates more than a Nikola Jokic no-look pass, Klay Thompson heat check or Giannis Antetokounmpo eurostep. He's a member of the NBA Global team.