ゴールデンステイト・ウォリアーズとワシントン・ウィザーズは7月6日(日本時間7日)、クリス・ポールらとのトレードを発表した。
トレード内容は以下のとおりだ。
ウォリアーズ獲得
- クリス・ポール
ウィザーズ獲得
- パトリック・ボールドウィンJr.
- ジョーダン・プール
- ライアン・ロリンズ
- 2027年ドラフト2巡目指名権
- 2030年ドラフト1巡目指名権(トップ20プロテクトつき)
- 金銭
6月24日(同25日)のトレードでフェニックス・サンズからウィザーズに加入していた38歳のポールは昨季、サンズで59試合に出場(全試合先発)。平均32.0分間のプレイで13.9得点、8.9アシスト、4.3リバウンド、1.54スティールを記録した。
Officially, official. ⚡️
— Golden State Warriors (@warriors) July 6, 2023
The Dubs have acquired 12x NBA All-Star guard Chris Paul. pic.twitter.com/oPNCpMj3Xq
NBAで18年のベテランは、ニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)、ロサンゼルス・クリッパーズ、ヒューストン・ロケッツ、オクラホマシティ・サンダー、サンズでレギュラーシーズンの1214試合に出場(全試合先発)。平均34.4分間のプレイで17.9得点、9.5アシスト、4.5リバウンド、2.10スティールを記録している。
ポールはここ13シーズン連続を含む通算15シーズンでプレイオフを経験しており、149試合に出場。平均36.5分間のプレイで20.0得点、8.3アシスト、4.9リバウンド、1.93スティールをマークしてきた。
ポールはオールスターに11回、オールディフェンシブチームに9回選出されており、NBA創設75周年記念チームにも選ばれている。スティール王に6回、アシスト王に5回輝き、どちらもジョン・ストックトンとジェイソン・キッドに続くNBA歴代3位だ。
NBAドラフト2005でニューオーリンズ・ホーネッツに全体4位で指名されたポールは、2005-2006シーズンの新人王を受賞。2013年のNBAオールスターゲームでMVPに選出されている。アメリカ代表として2008年と2012年のオリンピックで金メダルを獲得した。
一方、プールは昨季、全82試合に出場(先発43試合)。平均30.0分間のプレイで自己最多の20.4得点、4.5アシスト、2.7リバウンドを記録した。スターターとして出場した43試合では、平均24.6得点をあげている。
NBAドラフト2019でウォリアーズに全体28位で指名された24歳のプールは、ウォリアーズでの4シーズンで266試合に出場(先発115試合)。平均26.3分間のプレイで15.8得点、3.4アシスト、2.6リバウンドをマークした。
2021-2022シーズンはレギュラーシーズンでリーグ最高となるフリースロー成功率(92.5%)を記録し、ポストシーズンに平均17.0得点、フィールドゴール成功率50.8%、3ポイントショット成功率39.1%、FT成功率91.5%、3.8アシストをマーク。2022年のウォリアーズ優勝に貢献している。
ウォリアーズでの2回のポストシーズンで、プールは35試合に出場(先発9試合)。平均25.4分間のプレイで14.5得点、3.7アシスト、2.6リバウンドを記録している。
NBAドラフト2022でウォリアーズに全体28位で指名された20歳のボールドウィンJr.は、ルーキーイヤーだった昨季、ウォリアーズでレギュラーシーズンの31試合に出場。平均7.3分間のプレイで3.9得点、1.3リバウンドを記録した。
NBAドラフト2022でアトランタ・ホークスに全体44位で指名され、当日のトレードでウォリアーズに加入した21歳のロリンズは、昨季ウォリアーズで12試合に出場。平均5.2分間のプレイで1.9得点、1.0リバウンドをマークした。