ビンス・カーターが現役続行する意向を発表

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ビンス・カーターはまだ引退するつもりはないようだ。

📺 NBAプレイオフ2019全試合配信(Rakuten TV / NBA公式視聴サービス)

ケント・ベイズモアとアトランタ・ホークスのデジタルコンテンツ・シニアコーディネイターであるアニー・フィンバーグとやっている『The Ringer』のポッドキャスト『Winging It』にて、カーターはNBAで22シーズン目をプレイする準備ができていることを発表した。昨シーズンをホークスでプレイしているカーターは、再びホークスでプレイしたい旨を語っている。

番組開始5分、カーターとベイズモアがダーク・ノビツキーとドウェイン・ウェイドの引退を語っている場面で彼の今後の去就について話が持ち上がった。カーターはまずノビツキーがダラス・マーベリックスでの最終ホーム戦で引退を発表したことについて触れた。

「彼は自身のキャリアとこれまで達成したことに満足し、身を引く時間だと感じたのだと思う」とカーターは話した。

ベイズモア「戻ってくるの?」

カーター「ああ、戻ってくるよ。戻ってくる」。

フィンバーグ「戻ってくるのはホークス?」

カーター「そうしたい。どうなるかはわからないけどね」。

ホークスとのシーズン報告面談にて、42歳のカーターはホークスともう1シーズンプレイしたいことを伝えていた。主に控えとして、29勝53敗のホークスで平均7.4得点を記録している。

Vince Carter

4月上旬にホークスのロイド・ピアースHCは「(彼は)真のリーダーとはどういうものかを見せてくれた」とカーターについて話した。

「バスケットボールにおいて彼は凄まじい能力を見せてくれたとともに、素晴らしいチームメイトにもなれることも見せてくれた。彼が今後どういう選択をするかは心配していない。この1年彼が安定して活躍してくれたことにいまだに驚いている」。

NBAの通算得点ランキングでカーターは2万5430得点で歴代20位にランクインしている。現役選手のなかでは、出場試合数(2位)、出場時間(3位)、3ポイントショット成功数(3位)、フィードゴール成功数(3位)、得点数(2位)と5項目でトップ5入りを果たしている。

昨シーズンは1999年から2004年まで在籍した古巣のトロント・ラプターズとの11月21日の試合で14得点を獲得し、通算2万5000得点を突破。元スラムダンク王者らしく、2万5000得点目をダンクで獲得した。

さらにカーターは、ホークスのトップ3Pシューターのひとり(38.9%)としてシーズンを終えている。『Fox Sports Southeast』が放送した4月3日のフィラデルフィア・76ers戦では、解説も務めており、彼は引退後に解説としてのキャリアを送りたいことをここ数シーズンで明らかにしている。

昨夏にカーターは最低年俸でホークスと1年契約しており、キャリア8チーム目(ラプターズ、オーランド・マジック、ニュージャージー・ネッツ、ダラス・マーベリックス、メンフィス・グリズリーズ、フェニックス・サンズ、サクラメント・キングス)でプレイ。出場時間を勝ち取るチャンスを与えてくれたことから、ホークスを選んでいた。

原文:Carter says he will play next season in NBA by NBA.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ