インディアナ・ペイサーズは、4月29日(日本時間30日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたNBAプレイオフ2018、イースタン・カンファレンス・ファーストラウンド第7戦に101-105で敗れ、3勝4敗でシリーズ敗退が決まった。だがビクター・オラディポは、今回のシリーズでチームが周囲から尊敬を勝ち取れたと感じている。
オラディポは第7戦後「もし今インディアナ・ペイサーズをリスペクトしないのなら、自分もそういう人を尊敬しない」と語った。
「これが自分の気持ち。自分たち以外、誰一人チームがここまでやれると思っていなかった。全員から尊敬を勝ち取れたと思っている」。
今季開幕前にポール・ジョージとのトレードでオクラホマシティ・サンダーからペイサーズに移籍したオラディポは、キャリア初のオールスター選出を果たした。そして第7戦でも30得点、12リバウンドを記録し、チームを引っ張った。
オラディポは「チームがここまでやるなんて誰も思っていなかった」と言う。
「もし去年の10月に、ここまで来られると言っていたら、きっと僕は頭がおかしな人間と思われただろうね」。
キャブズのレブロン・ジェームズは、全力を尽くしたシリーズに勝利後「燃え尽きた」と語った。しかしオラディポは、これからどうやって身体を休めればいいのかわからないと話している。
「何をして休みを過ごせばいいのかわからない。誰かから『休んで、人生を楽しめ』と言われたけれど、これが自分の人生だ」。
またオラディポは「まだまだ成長できる。今年の夏は努力するよ、そして、もっと良い選手になって戻って来る」とも続けた。
原文:NBA playoffs 2018: Pacers' Victor Oladipo has a message on respect by Alec Brzezinski/Sporting News(抄訳)