【リポート】カイル・ラウリーが76ersと再契約へ

坂東実藍 Miran Bando

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7月11日(日本時間12日)、カイル・ラウリーが地元のチーム、フィラデルフィア・76ersと再契約を結ぶことを示唆した。『AP』が報じている。

オールスター選出6回のラウリーは同日、インスタグラムで76ersでのプレイを示唆。『ESPN』は、38歳のラウリーが76ersと1年契約で合意したと伝えた。

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ラウリーは2月にマイアミ・ヒートからシャーロット・ホーネッツにトレード。その後、ホーネッツからバイアウトされ、76ersと契約した。76ersではレギュラーシーズンの23試合に出場(先発20試合)、平均8.0得点、4.6アシスト、2.8リバウンドを記録している。

ニューヨーク・ニックスに第6戦で敗れたプレイオフ・ファーストラウンドで、ラウリーは6試合すべてに先発出場。平均7.0得点、4.0アシスト、3.5リバウンドをマークした。

ラウリーはNBAで18年のキャリアを誇る。APによると、NBAで19シーズン超を戦ったのは、これまでに25選手のみ。昨季、ラウリーより年上だった現役選手は、レブロン・ジェームズ、PJ・タッカー、タージ・ギブソン、クリス・ポールの4人だけだ。

ジョエル・エンビードを擁する76ersは今オフシーズン、ポール・ジョージを獲得。また、タイリース・マクシーと延長契約を結んだ。そのほか、ケリー・ウーブレイJr.と再契約を結び、エリック・ゴードンやケイレブ・マーティン、アンドレ・ドラモンドとも契約している。

NBAドラフト2006でメンフィス・グリズリーズに全体24位で指名されたラウリーは、グリズリーズ、ヒューストン・ロケッツ、トロント・ラプターズ、ヒートでプレイ。ラプターズで2016年にNBA優勝を果たしている。

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。