コービー・ブライアントと娘のジアンナさんが亡くなってから1年が経った今でも、妻のバネッサ・ブライアントさんは「暗闇の中で希望の光を見つける」ことに尽力していると、雑誌『People』とのインタビューで語った。『AP』のジョナサン・ランドラムJr.記者が詳しく報じている。
バネッサさんは「ベッドの中で泣き続けていても、私の家族が元に戻れないという事実を変えてくれることはありません」とインタビューで話している。
「でも、ベッドから出て、前に進むことができれば、私にとっても、残された娘たちにとっても、より良い日々が待ち構えているはずです。だからこそ、そうしています」。
バネッサさんにとって、娘のナタリアさん、ビアンカさん、カプリさんのために時間を費やすことが、癒しの時間となっているようだ。
「娘たちがいることで、この痛みのなかでも笑顔を作ることができています。彼女たちから力をもらっています」。
亡くなった夫と娘に敬意を表するためにも、バネッサさんは若い女性アスリートのために機会を作ることに尽力していきたいと話している。
さらに、コービーが立ち上げたマルチメディア制作会社の『グラニティ・スタジオ』で、止まったままになっていたプロジェクトも、現在はバネッサさんが引き継いでいる。