10月31日(日本時間11月1日)、ファイサーブ・フォーラムで行なわれたユタ・ジャズ対ミルウォーキー・バックスの一戦は、107-95でジャズが勝利した。
ジャズは99-107でシカゴ・ブルズに、バックスは93-102でサンアントニオ・スパーズに、それぞれ前日の試合で敗れて迎えたバック・トゥ・バック(2日連続試合)の2戦目を制したのは、開幕からの連勝が4で途切れたばかりのジャズだった。
開始から5本の3ポイントショットを成功させると、ジャズは試合を通じてリードを失うことはなかった。後半にバックスが挽回しようとするたびに、ドノバン・ミッチェルが応じて許さなかった。
ジャズは第3クォーター残り5分を切って5点差に迫られたが、ミッチェルの7得点など12-2のランで突き放す。第3Q終盤に17点だったリードを第4Q中盤に再び5点まで縮められたものの、ジャズはまたもミッチェルの5得点など9-1のランでしのぐ。残り1分39秒にも4点差まで追い上げられたが、ミッチェルが2連続得点で突き放し、勝利を引き寄せた。
FG18本中10本成功のミッチェルは28得点を記録。そのほか、マイク・コンリーが20得点、ジョーダン・クラークソンが15得点、ボーヤン・ボグダノビッチが14得点をマークした。
ミッチェルは「本当に必要な時にやることができた」と話している。
「昨夜とは真逆だった。ブルズが本当にプレッシャーを強めた時に、僕たちはそれに対する準備ができていなかった。今夜も(バックスが)そうしてきたけど、僕らは準備ができていた。彼らはNBA王者だ。15点ビハインドでも終わりとはいかない」。
一方のバックスは、ヤニス・アデトクンボが25得点、7リバウンド、6アシスト、2スティール、2ブロック、グレイソン・アレンが18得点、6リバウンド、ボビー・ポーティスが15得点、ジョージ・ヒルが11得点、6リバウンド、サナシス・アデトクンボが10得点、9リバウンド、3スティールを記録した。
アレンは「大事なところで彼はとても冷静だ」と、元チームメイトのミッチェルを称賛している。
「彼はいつも次のプレイを目指すメンタリティーを持っている。それが終盤で本当に彼の助けになっていると思う」。
ブルックリン・ネッツとの開幕戦を白星で飾って以降、ホームで3連敗となったバックスは、ここ5試合で131本中36本成功(27.5%)と3Pで苦しんでいる。