8月下旬に開幕するフィリピン、日本、インドネシアで開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2023が近づいている。
大会に出場する各国は、最終ロスターの調整を始めているところだ。
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アメリカ代表のロスター12名は先日決定している。元ドラフト全体1位指名のパオロ・バンケロやアンソニー・エドワーズを筆頭に、タイリース・ハリバートンやブランドン・イングラム、ジェイレン・ブランソン、ミケル・ブリッジズ、ジャレン・ジャクソンJr.といった選手たちだ。アメリカは7位に終わった2019年大会からの巻き返しを目指す。
アメリカ代表は8月にラスベガスでトレーニングキャンプを始め、大会への準備として、ほかのアメリカ人のNBAスター選手たちによる「選抜チーム」と対戦する予定だ。
アメリカ代表は7月24日(日本時間25日)、その選抜チームのロスターを発表した。
『スポーティングニュース』では、アメリカの選抜チームについてまとめる。
FIBAバスケットボールワールドカップ2023に向けたアメリカ代表の選抜チーム
発表されたアメリカの選抜チームは14選手だ。
選手 | ポジション | チーム |
ケイド・カニングハム | G | ピストンズ |
ジェイレン・デューレン | C | ピストンズ |
ラングストン・ギャロウェイ | G | スカイホークス(Gリーグ) |
ジェイレン・グリーン | G | ロケッツ |
クエンティン・グライムズ | G | ニックス |
チェット・ホルムグレン | C | サンダー |
ジョン・ジェンキンズ | F | Gリーグ・イグナイト(Gリーグ) |
ハーバート・ジョーンズ | F | ペリカンズ |
エリック・ミカ | C | Gリーグ・イグナイト(Gリーグ) |
トレイ・マーフィー | F | ペリカンズ |
キーガン・マレー | F | キングス |
ペイトン・プリチャード | G | セルティックス |
ナズ・リード | C | ウルブズ |
ジェイレン・ウィリアムズ | F | サンダー |
また、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、2022-2023シーズン途中にすねのケガでシーズンを終えることになったカニングハムは、アメリカ代表のシニアチームに招かれたものの、NBAの新シーズンに向けた完全回復に集中すべく断ったという。
アメリカの選抜チームとは?
選抜チームのロスターは12名で、アメリカ代表のシニアチームの次世代を担うような若手の有望株によって構成されることが多い。ラスベガスで代表チームと練習やスクリメージを行い、きたる大会への準備を助ける。
重要なのは、アメリカ代表の選手がケガやその他の理由でFIBAバスケットボールワールドカップに出場できなくなった場合、選抜チームの選手が代表チームに昇格する可能性があるという点だ。
アメリカ代表メンバーや試合日程
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