父親を亡くしたヒートのハズレムが練習に合流「これまでで最もつらい時間だった」

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10月10日(日本時間11日)、マイアミ・ヒートのユドニス・ハズレムがチームの練習に合流した。8月末に父親が亡くなったハズレムは、約2週間前にトレーニングキャンプが始まってからも参加を見送っていた。『AP』が報じている。

APは、ハズレムが「おそらくこれまでで最もつらい時間だった。自分にとって最大の挑戦だった」と話したと伝えている。

「父は自分の最高の友人であり、今後もずっとそれは変わらない。12年前に母を亡くしてから、僕はずっと父が永遠にいると思っていた。あらゆるキャッチフレーズや情熱、闘志、みんなについてきてもらえる能力など、バスケットボールのコート上のすべてが父なんだ。彼はそういう人だった」。

報道によると、ハズレムはチームメイトたちがトレーニングキャンプに向けた準備を中断することのないよう、先月の葬儀に参列しないように頼んでいたという。それでも、球団の一部の人間は参列した。そのひとりが、主にハズレムと連絡を取っていたエリック・スポールストラ・ヘッドコーチだ。また、バム・アデバヨは練習で自身の13番ではなく、ハズレムの40番のビブスを着ていたという。

APによれば、ハズレムは「再びみんなを助け、リーダー、キャプテンとなり、期待されているような存在でいられるようにならなければいけなかった」と話しているという。

「それは旅であり、簡単ではなかった。今でも取り組んでいるところだ。でも、今日は良い1日だった」。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ