2015年にデューク大学で全米制覇を成し遂げたタイアス・ジョーンズがNCAAトーナメントを振り返る

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2015年にNCAAトーナメントで優勝したデューク大学には、その後NBAでプレイすることとなるジャスティス・ウィンズロウ、ジャリル・オカフォー、グレイソン・アレン、クイン・クック、アミール・ジェファーソンといった豪華なラインナップだった。その中でも重要な選手として活躍したのが、現在ミネソタ・ティンバーウルブズでプレイするタイアス・ジョーンズだ。

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タレントだけでNCAAを制覇することはできない。献身性と集中力は必要不可欠だ。

ジョーンズは「コーチK(マイク・シャシェフスキーHC)はシーズン1試合目をプレイする前に、全米制覇を成し遂げるぞと僕たちに言ったんだ」と当時を振り返った。

「彼が言うことは、なんであろうと僕たちは110%賛同した。とても特別なシーズンだった。お互いを信頼していたね」。

これだけタレント揃いのロスターでも、ジョーンズは際立っていた。ウィスコンシン大学との決勝戦ではゲーム最多となる23得点の活躍を見せ、トーナメントの最優秀選手にも輝いた。

そしてトーナメント史上最も象徴的な3ポイントショットのひとつとなったショットも決めている。

最終週まで勝ち上がるチームにとって、トーナメントはとても長く険しいものだ。しかし1試合勝つたびに、少しずつ最終目標に近づいている感覚を味わうこともできる。「勝つたびに参戦チームが減っていくのがわかるから、自信の増加に繋がっていたことは間違いない」とジョーンズは語る。

「各ラウンドに進むたびに、生き残っているチームは減っていく。32チーム、16、8、4と進んでいくにつれ、『本当にできるぞ』という気持ちになっていった」。

ジョーンズはウルブズでは自信溢れるリーダー、そして試合をコントロールする選手だ。大学時代も同様だった。

「各ラウンドで自信が増していき、決勝戦を迎えた段階で、『ここにいることに意味がある。ここに来るために夏からずっと努力していた。デュークには優勝するために来たんだ』と自分たちに言い聞かせた」と彼は話した。

ジョーンズの活躍は、当時の大統領だったバラック・オバマから「タイアス・ストーンズ」という最高なニックネームをつけてもらうまでに至ったのだ。

原文:MARCH MEMORIES | TYUS JONES BECOMES TYUS STONES by Julian Andrews/Timberwolves.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ