タロン・ルーHC「1勝しただけで満足していてはいけない」

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クリーブランド・キャバリアーズは5月19日(日本時間20日)のイースタン・カンファレンス・ファイナル第3戦に勝利し、ようやくシリーズ初勝利をあげた。しかしタロン・ルーHCはまだ満足していない。

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ルーHCは「必要なものはわかっている」と『ESPN.com』に語っている。

「過去にもやっている。ベテランも多く、勝つために何が必要か理解しているチームだ。1勝しただけで満足していてはいけない。21日(同22日)の試合でまたこれを再現しなければならない」。

キャブズは今年のプレイオフ・ファーストラウンドでもインディアナ・ペイサーズに1勝2敗とリードされており、逆境を乗り越えてきている。2016年のNBAファイナルで1勝3敗から逆転優勝を経験した選手も4人いる。

自身のプレイオフキャリアでも突出した活躍を見せているレブロン・ジェームズは、第3戦ではディフェンス面でチームをリードした。

ルーHCは「レブロンは(ボストン・セルティックスのガード)ジェイレン・ブラウン(とのディフェンス時の距離)を詰めたり、簡単なシュートを打たせないようにしていた。ここ最近で見る最高の試合だったと思う」と話した。

「(マーカス)モリス相手にも、(マーカス)スマート相手にも詰めていて、彼の努力が全体の雰囲気を作っていた」。

キャブズがこのシリーズで逆転するためには、控えのジョーダン・クラークソンの活躍が必要となるだろう。第3戦では13分の出場で9得点を記録したクラークソンは、第2戦ではプレイしていなかった。

ルーHCは「(クラークソンは)緊張していないと思う」と言う。

「彼は何も怖いものがない。プレイオフでベンチから11、12本シュートが打てるのは怖がっていない証拠だ。彼はそれができる。賢くプレイし、いつ得点に行くべきかを見極める必要があるが、彼は積極的にプレイする姿勢がとてもよく、シュートを決めてくれると思っている」。

原文:NBA playoffs 2018: Tyronn Lue not satisfied with just one win by Alec Brzezinski/Sporting News

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