タイリース・マクシーが自己最多52得点&76ers史上4人目の記録 再延長の末にスパーズ下す

坂東実藍 Miran Bando

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4月7日(日本時間8日)にテキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターで行われたフィラデルフィア・76ers対サンアントニオ・スパーズの一戦は、76ersがダブルオーバータイムの末に133-126で勝利した。

バック・トゥ・バック(2日連続試合)の2日目だった76ersは、復帰後3試合連続で出場していたジョエル・エンビードが欠場。さらにトバイアス・ハリス、カイル・ラウリー、ロバート・コビントン、ディアンソニー・メルトンも欠場している。

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だが、76ersはタイリース・マクシーがフィールドゴール41本中19本成功、フリースロー12本中12本成功で自己最多の52得点、5リバウンド、7アシストと活躍した。76ersではウィルト・チェンバレン、アレン・アイバーソン、エンビードに続き、球団史上4人目となる今季3回目の50得点超だ。

試合後、マクシーは「彼らと一緒に名前をあげられるなんて、うれしいよ。ありがたい」と述べた。

また、マクシーは「負けたくなかった」と話している。

「とにかく自分にできることは何でもやりたかった。エネルギーのすべてを注いだ。どんなに疲れても、どんなに痛くても、とにかくコートに立ち、勝つ助けになろうとした」

マクシーは第4クォーターに18得点をあげると、延長と再延長でも6得点。76ersはセカンドオーバータイムに3点ビハインドから連続10得点で試合を締めくくり、5連勝を飾った。

東地区の7位に浮上した76ers(44勝35敗)は、マクシーのほかにケリー・ウーブレイJr.が26得点、8リバウンド、5アシスト、ポール・リードが11得点、10リバウンド、5アシスト、リッキー・カウンシル四世が11得点、バディー・ヒールドが10得点を記録している。

一方、スパーズ(19勝59敗)はビクター・ウェンバンヤマが自己最多となる5本の3ポイントショット成功を含む33得点、18リバウンド、6アシスト、7ブロック、トレイ・ジョーンズが17得点、8リバウンド、9アシスト、ジュリアン・シャンペニーが17得点、8リバウンドをマークした。

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。