序盤の不振を乗り越えて復調したデイミアン・リラード

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2021-22シーズン開幕から9試合、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは苦しんだ。だがその後、オールスター選出6回のブレイザーズのスターは調子を取り戻している。

ブレイザーズが119-100で勝利し、4連勝とホーム9勝目を飾った11月23日(日本時間24日)のデンバー・ナゲッツ戦で、リラードは3ポイントショット8本中5本成功を含むフィールドゴール13本中9本成功の25得点をあげた。

昨季MVPのニコラ・ヨキッチを欠いたナゲッツに対し、リラードは期待どおりに活躍。試合の流れを引き寄せた第2クォーターのランで爆発している。

前半で11回のリードチェンジがあった試合でブレイザーズが流れを手にした第2Q最後の3分間、リラードは18-3のランの中で13得点をマークした。

リラードはこれで8試合連続の22得点超を達成。3Pは1試合平均3.9本を成功させている。

この間、リラードは3P成功率40.8%、FG成功率47.4%をマークし、平均26.3得点をあげてきた。先日のフィラデルフィア・76ers戦では今季自己最多の39得点をマークしている。

今季序盤、リラードは大きく苦戦していた。だが、彼はウィルソン社のニューボールや新ルール、腹部の負傷の影響を乗り越えてきた。

開幕から最初の9試合は平均17.8得点にとどまり、ショットもなかなか決まらなかった。9試合のうち3試合は、3P成功がゼロだ。10月20日(同21日)のサクラメント・キングス戦は9本、10月25日(同26日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦は8本、11月5日(同6日)のインディアナ・ペイサーズ戦では6本を放ったが、いずれも決まらなかった。

平均17.8得点だった開幕9試合のショット成功率は、FG成功率が33.7%、3P成功率が21.7%という数字だった。普段の彼に期待される水準を考えれば、ブレイザーズのファンはリラードがこの序盤戦を乗り越えたことを喜んでいるだろう。

ボックススコア

原文:Trail Blazers superstar Damian Lillard is returning to form after early season struggles(抄訳)

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ