ブレイザーズのエネス・カンター、肩の負傷によりカンファレンス準決勝出場は微妙か?

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ポートランド・トレイルブレイザーズのエネス・カンターが、肩の負傷によりウェスタン・カンファレンス準決勝に出場できるかどうか微妙な状態であることがわかった。『AP』が詳細を伝えた。

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カンターは、4月23日(日本時間24日)に行なわれたオクラホマシティ・サンダーとのファーストラウンド第5戦で左肩を脱臼したことを明かした。26日(同27日)の練習に参加し、シュート練習にも加わったカンターだが、肩を気にする素振りを見せた。

カンターは練習後「チームが身体のことを気にかけてくれている。でも、嘘を言うつもりはなくて、痛いよ」と語った。

「着替えも、食事も大変。その日の状態を見て判断していく」。

カンターは、負傷を抱えながらもサンダーとの第5戦で13得点、13リバウンドを記録し、118-115での勝利に貢献した。ブレイザーズは、カンファレンス準決勝でサンアントニオ・スパーズ対デンバー・ナゲッツの勝者と対戦する。

テリー・ストッツ・ヘッドコーチは、カンターが4月29日(同30日)に行なわれる第1戦に出場することを希望している。

「(カンターの出場可否を)決めるにはまだ早い」と話したストッツHCは、試合当日に決定する考えのようだ。

今季のトレードデッドライン後にニューヨーク・ニックスから解雇されたカンターは、オールスターブレイク前にブレイザーズと契約。当初はユスフ・ヌルキッチの控えを務めたが、ヌルキッチが3月25日(同26日)のブルックリン・ネッツ戦で足を骨折して以降、より重要な役割を担っている。

軽めのワークアウトをこなしているカンターは、痛みを抱えながら出場することよりも、けがを悪化させてしまう可能性を懸念している。今後は、チームのトレーナーと練習を続け、肩の状態を見て判断するという。

カンターは「トレーナーからは、脱臼と言われた。通常、治るまでに1か月くらいかかるらしい」と語った。

「でも、1か月も休めないから、なんとかやり遂げるしかない」。

原文:Trail Blazers' Kanter uncertain for semifinals by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ