期待の若手として注目されるアトランタ・ホークスのガード、トレイ・ヤングは、チームの“顔”としてさらなる活躍が必要であると感じているようだ。『AP通信』が詳しく報じている。
トレイ・ヤングはアトランタ・ホークスの新しい顔になるという役割を喜んで引き受けた。
チームをリーグ内で有力なチームにするためには、自身のプレイをさらにステップアップしないといけないことを理解しているのだ。
ルーキーにして平均19.1得点、8.1アシストを記録したヤングは、試合終盤の勝敗がかかった場面でクラッチプレイを連発する素晴らしいシーズンを送った。ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票ではダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチに次ぐ2位にランクインした彼は「昨年であらゆる状況を何度も経験した」と語る。
「今年はよりタフになることはわかっているが、そのために夏にワークアウトし、準備しなければならないこともわかっていた。相手のディフェンスが仕掛けてくることに対していつでも対応できなければならないんだ」。
ヤングと高い跳躍力を誇るジョン・コリンズというリーグ屈指の若手を擁していながらも、ホークスは29勝53敗という低調なシーズンを送った。大きな再建の途中段階であり、フリーエージェント市場で大物選手を狙えるまでまだ1、2年はかかるだろう。
ヤングは自身と自身のチームに対して疑念を抱かれることをモチベーションに変えており、「100%の人が僕の味方になるということは絶対になく、それで良いんだ」と話す。
「周りが間違っているんだと証明しようとするあの気持ちは常に持っていたい」。
原文:Trae Young gladly accepts role as new face of Hawks by NBA.com