5月15日(日本時間16日)に ファイサーブ・フォーラムで行なわれたトロント・ラプターズ対ミルウォーキー・バックスのイースタン・カンファレンス・ファイナル第1戦は、ブルック・ロペスがプレイオフ自己最多となる29得点の活躍を見せ、バックスが108-100で勝利した。ホームでの初戦を制したバックスは、実現すれば1974年以来45年ぶりとなるNBAファイナル進出に向け、まずは一歩リードを奪っている。
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「ポストシーズンを通して続けていることを貫けている」と語ったロペスは、得点のほかに11リバウンド(オフェンシブリバウンド4)、2アシスト、4ブロックと攻守両面で奮闘し、勝利に大きく貢献した。
バックス(1勝0敗)はロペスのほか、ヤニス・アデトクンボが24得点、14リバウンド、6アシスト、2スティール、3ブロック、マルコム・ブログドンが15得点、ニコラ・ミロティッチが13得点、クリス・ミドルトンが11得点、11リバウンドを記録した。
ラプターズが第4クォーター終盤から試合終了までに放ったショットを8本連続して防いでバックスは、最終クォーターを32-17と上回った。接戦を抜け出して勝利を掴んだアデトクンボは「この試合で、チームは間違いなく成長した」と、胸を張っている。
一方、ラプターズ(0勝1敗)は、カワイ・レナードが31得点、9リバウンド、カイル・ラウリーが30得点、8リバウンドと主力のふたりが30得点超えのパフォーマンスでチームを牽引したものの、敵地での勝利にはあと一歩届かなかった。そのほかパスカル・シアカムが15得点、マルク・ガソルが12リバウンド、5アシストだった。
ガソルは「今日の試合は終わった。何がいけなかったのか学ぶ必要はあるけれど、考えすぎは良くない」と、次戦へ向けて切り替えの重要性を主張した。
「第2戦に勝たないといけない。この試合をやり直すことはできないんだ」。
第2戦は、同会場で17日(同18日)に行なわれる。
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