ペイサーズ戦でベンチスタートとなったトニー・パーカー「何の問題もない」

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1月21日(日本時間22日)にホームのAT&Tセンターで行なわれたインディアナ・ペイサーズ戦でベンチスタートとなったサンアントニオ・スパーズのトニー・パーカーのキャリアは、ついに晩年を迎えたのかもしれない。グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは、同試合で健康な状態のパーカーではなく、デジャンテ・マレーを先発に起用した。

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2001年からスパーズに所属しているパーカーは、ほぼ全試合で先発出場し、4回の優勝に貢献した。だがスパーズでキャリアを重ねてきた中で、ティム・ダンカン、マヌ・ジノビリの晩年期を目の当たりにしてきた。本人も、いつかそのときがやってくるとわかっていたのだろう。

パーカーはペイサーズ戦後「(ポポビッチHCから)『そろそろそういう時期だ』と言われて、『何の問題もない』という感じになったよ」と語った。

「マヌもそうだし、パウ(ガソル)もそう。いつかはやってくることだからね。それに、ポップ(ポポビッチHCの愛称)がチームのために良いと判断したのなら、僕はベストを尽くす」。

昨年5月のプレイオフ戦で左大腿四頭筋を断裂したパーカーは、今季開幕から1か月欠場した。今季はキャリア最低の1試合平均21.7分しか出場していないため、得点(8.0)とアシスト(4.0)で自己最低の成績を残していることは不思議ではない。もっと言えば、パーカーの出場時間は、この4シーズンで年々減少している。

パーカーは先日、まだ足が完治していないことを明かした。ペイサーズ戦後には「足の状態のことを考えている。100%の状態になるには、あと2か月はかかるだろうからね」と答えている。

パーカーは、けがの状態も考慮し、ベンチからの出場の方がチームの役に立てるとも考えている。

パーカーは「僕はポップの判断を支持するよ」と言う。

「それに、できる限りDJ(マレーの愛称)の支えになれるよう努力する。マヌ、パティ(ミルズ)と一緒に、セカンドユニットでベストを尽くすつもりだ」。

原文:Spurs G Tony Parker demoted to bench, says 'no problem' by Arthur Weinstein/Sporting News(抄訳)


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