フリーエージェントのルオル・デンがミネソタ・ティンバーウルブズと1年契約に合意した。最初に報じたのは『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者と、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者だった。
デンはロサンゼルス・レイカーズとのバイアウトに合意したことで、9月1日にフリーエージェントとなった。ウルブズとの1年契約は、240万ドルであると報じられている。
レイカーズでの1シーズン目では56試合に出場したデンだが、バスケットボール運営部門代表のマジック・ジョンソンとロブ・ペリンカGM体制になってから、昨シーズンは1試合の出場に終わっている。
14年のキャリアを誇るデンは昨シーズン、レイカーズで最も高額な選手でありながらも、実質チームの構想外だったのだ。開幕戦に出場しながらも、ローテーションを外れ、最終的にはレイカーズと距離を置く形となった。
2度オールスターにも選出されているデンだが、ルーク・ウォルトン・ヘッドコーチのアップテンポなスタイルにうまくはまらないと判断し、レイカーズにけが人が続出した際もローテーションに戻ることを断ったと言われている。
ウルブズのトム・シボドーHCはシカゴ・ブルズ時代に2010年から2013年までデンを指導している。ウォジナロウスキー記者は、シボドーHCについて以下のように報じている。
シボドーHCはデンに対してプレイタイムや役割の約束は何もしていないが、元シカゴ・ブルズのチームメイトであるジミー・バトラー、デリック・ローズ、タージ・ギブソンを擁するロスターで、プレイタイムを勝ち取るチャンスをオファーした。
2004年のNBAドラフト全体7位で指名されたデンは、キャリア平均15.0得点、6.1リバウンド、2.3アシストを記録している。
原文:Luol Deng signs deal with Minnesota Timberwolves by NBA.com