1959年10月24日(日本時間25日)、のちに伝説的なキャリアを送るウィルト・チェンバレンがNBA初出場を果たした。
ニューヨーク・ニックスとのデビュー戦で、チェンバレンはゲーム最多の43得点、28リバウンド、1アシストを記録し、フィラデルフィア・ウォリアーズが勝利を収めた。チェンバレンは、フィールドゴール27本中17本、フリースロー15本中9本を成功させた。
『Stathead』によれば、チェンバレンが同試合で記録した得点とリバウンドは、NBAデビュー戦での史上最多だという。モーリス・ストークスとジョン・ドリューが同2位の32得点、ビル・ウォルトンが同じく2位の24リバウンドをデビュー戦で記録した。
Oct. 24, 1959: Wilt Chamberlain's @NBA Debut: 43 points/28 rebounds vs @NYKnicks; (Misc Big Dipper @Warriors highlights) pic.twitter.com/trXKJQBY7k
— NBA History (@NBAHistory) October 24, 2017
チェンバレンは引退するまでに優勝2回、ファイナルMVP受賞1回、シーズンMVP受賞4回、オールスター選出13回、オールNBAチーム選出10回、オールディフェンシブチーム選出2回を誇り、アシスト王(1回)、得点王(7回)、リバウンド王(11回)にも輝いた。
NBAでの通算成績は平均30.1得点、22.9リバウンド、4.4アシストで、彼の背番号13はゴールデンステイト・ウォリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、フィラデルフィア・76ersの永久欠番となった。
10月24日のその他の主な出来事
・1959年、オールスター選出4回を誇るジョニー・グリーンがNBAデビュー。
・1975年、オールスター選出3回を誇るジョージ・マクギニスがNBAデビュー。
・1975年、オールスター選出1回のワールド・B・フリーがNBAデビュー。
・1976年、オールスター選出5回を誇るデニス・ジョンソンがNBAデビュー。
・1990年、オーランド・マジックのニコラ・ブーチェビッチがスイスのモルジュで誕生。
・2018年、ウォリアーズのステフィン・カリーがワシントン・ウィザーズ戦で51得点。
・2019年、ビンス・カーターがNBA史上初の22シーズン目をプレイした選手に。
原文:This Date in NBA History (Oct. 24): Wilt Chamberlain makes his historic NBA debut by Scott Rafferty/NBA Canada(抄訳)