敗戦からの挽回を誓うチームUSA

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中国でのFIBAワールドカップ2019 を戦う最終ロスター12名が決まり、グループステージまで1週間となったアメリカ代表は、8月26日にシドニーのクドス・バンク・アリーナで、カナダ代表と今大会前最後のエキシビションマッチを行なう。この試合は、NBA TV、Twitchでライブ中継される予定だ(※日本ではRakuten NBA Specialで配信)。

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アメリカは、8月16日(日本時間17日)にカリフォルニア州アナハイムでスペインに90-81、8月22日にはメルボルンのマーベル・スタジアムでオーストラリアに102-86で勝利したが、8月24日のオーストラリア戦には94-98で敗れた。

アメリカ代表のグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは「試合に敗れた後は、しっかり対応しないといけない」と語った。

「試合に勝っても、しっかり対応しないといけない。簡単に勝てると思ってもいけない。我々にとっては、FIBAのバスケットボールをプレイする上で良い経験になった。フィジカルの強さ、ルール、どうプレイすればいいのか、審判の裁定などについても学べた。強豪と2試合できたのは、良い経験になった」。

オーストラリアに初めて敗れたとはいえ、アメリカは落ち着いている。

ジェイレン・ブラウンは「これも自分たちが辿る道の一部分」と答えた。

「チームとして経験するプロセスの一つ。自分たちの存在より大きなもののために戦っている。それを理解し、謙虚な気持ちを持たないといけない。オーストラリア戦では、そういう部分をもっと見せられたはず。試合序盤だろうと、2試合続けての場合だろうと、そういう意識を持ち続けなけないといけない。こちらから仕掛けないといけないんだ」。

ポポビッチHCは、カナダ代表の印象について聞かれると、スピードを挙げた。

「彼らは動きが速いチームだ。ニック(ナースHC)も素晴らしい仕事をしている。パスを出して、選手も動く。彼らのペースについていくのは大変だ。今回も、間違いなく我々にとって良いテストになる」。

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アメリカが最後にカナダと対戦したのは、2008年の北京オリンピック前のエキシビジョンマッチで、同年の7月25日(同26日)にラスベガスで対戦し、アメリカが120-65で勝利した。

今回のカナダ戦後、アメリカは8月27日に休養日を設け、8月28日にシドニーで練習後に中国の上海へと出発する。アメリカは、9月1日に上海でチェコとの1次ラウンド初戦を戦い、3日にトルコ、そして5日に日本と対戦する。

1次ラウンド3試合を戦った結果、各グループの上位2チームが2次ラウンドに進出。2次ラウンドの各グループ上位2チームが9月10日と11日に行なわれる決勝ラウンド(準々決勝)に勝ち上がる。

原文:Team USA eager to bounce back following rare loss by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ