マジック・ジョンソンの辞任にショックを受けたレブロン・ジェームズ「辞めるという言葉もなかった」

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ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、先月球団のバスケットボール運営部代表を電撃辞任したマジック・ジョンソンの決断について言及した。

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ジェームズは、5月4日(日本時間5日)に放送されたHBOの『The Shop』で、「自分は、マジックと話してレイカーズの一部に加わった。ショータイム時代を復活させるという彼の言葉を聞いて、そのプロセスの一部になりたいと思ったんだ」と語った。放送された回が収録されたのは、ジョンソンが辞任を発表した4月9日(同10日)の2日後だった。

ジョンソンは、ジーニー・バス・オーナー、ロブ・ペリンカGM、そしてジェームズらに辞任の意思を事前に伝えずに急遽会見を開いて辞任を発表した。

ジョンソンは、昨年の夏にクリーブランド・キャバリアーズからフリーエージェントになったジェームズをレイカーズに勧誘した人物だ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、レイカーズは今季もプレイオフ進出を逃したもののジョンソンが辞任する様子は一切なかった、と伝えていた。

ジェームズは、同番組内で「だから、彼が『もう辞める』と言わなかったことが不思議で仕方がなかった。もし彼から『ブロン、ふざけるな。私はもう辞める』と言われても受け入れたと思う。『勝手にしろ。もう辞める』という言葉もなかった」と、辞任を知ったときの心境を明かした。

レイカーズは、レギュラーシーズン終了後にルーク・ウォルトン・ヘッドコーチを解任した。後任候補には、元クリーブランド・キャバリアーズHCのタロン・ルーの名が挙がっている。現時点でルーにオファーは届いていないようだが、レイカーズはその方向で準備をしていると、ウォジナロウスキー記者は伝えている。

原文:Stunned LeBron expresses sense of betrayal at Magic's decision to exit Lakers by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ