ヒートでオールスター選出時の調子を取り戻したいA・スタウダマイアー

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NBAで14年目のシーズンを迎えるアマーレ・スタウダマイアーは、マイアミ・ヒートでは1年目だ。だが、彼はドウェイン・ウェイドやクリス・ボッシュ、ゴーラン・ドラギッチといったチームメイトたちやマイアミの街をすでに知っている。そして何より彼は、オールスター選出時の調子を取り戻せると考えている。『AP通信』が8月24日(日本時間25日)に報じた。

スタウダマイアーは「僕らは本当に良いチームになれるはずだ」とヒートについて自信を見せている。

「昨季、ゴールデンステイト・ウォリアーズが王者になるとは誰も思っていなかった。彼らが本当に良いチームになることは分かっていたけど、優勝するとは誰も考えていなかった。僕らは、自分たちが本当に良いチームだと知っている。誰も僕らが王者になれるとは思っていない。でも、どうなるかは決して分からないものだ」。

スタウダマイアーは、ヒートのパット・ライリー球団社長やエリック・スポールストラHCが、選手たちからベストを引き出しつつ、ベテラン選手のキャリアを伸ばすための適切な策を持ち合わせていると考えている。

スタウダマイアーは「ヒートと対戦して学ぶのは、彼らが常に競争精神を持っていることだ」と、ヒートのメンタリティーを称賛した。

「ここには、全員がハードワークをし、トップフォームでいなければいけないという雰囲気がある。素晴らしいことだ。僕は新シーズンで人生最高の調子を保ちたいと思っているからね。僕は世界を驚かせたい。そして、とても、とても実りある1年にしたいんだ」。

11月に33歳の誕生日を迎えるスタウダマイアーは、ニューヨーク・ニックスとダラス・マーベリックスでプレーした昨季、59試合に出場して1試合平均11.5得点という成績だった。だが、今の彼は、1試合平均25.3得点だった2010-11シーズンの調子からかけ離れていないと感じている。

それからの4年で312試合中200試合の出場にとどまったスタウダマイアーだが、「僕がMVP候補になり、オールスターに選ばれたのは、たった4年前のことだ」と復活への意気込みを述べた。

「オールスターに選ばれたときのレベルに戻ることができると感じている。それができれば、チームを全体的に助けられるはずだ。どんな役割でも受け入れるよ」。

スタウダマイアーは「現時点で自分が何をもたらせるかは分からない」としつつ、こう続けた。

「昨季よりも良い選手になり、昨季以上のことをやるのが目標だ。僕のこの身体には、十分なスキルがまだ残っている。それを示したい」。

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