現役時代にシーズンMVPを2回受賞したスティーブ・ナッシュが、間もなく異なる競技の解説者を務めるようになるかもしれない。
『New York Post』によれば、2018年バスケットボール殿堂り最終候補に選出されたナッシュは、来季のチャンピオンズリーグを放送する『Turner Sports』の解説者に起用されたという。
チャンピオンズリーグは、欧州サッカー最高峰の大会で、来季の大会は『Fox Sports』から『Turner』の『TNT』、『TBS』、『Tru TV』で放送される予定になっている。『New York Post』によれば、今のところナッシュが『TNT』のNBA放送チームに加わる予定はないという。
ナッシュは現在カナダ代表バスケットボールチームのGM、ゴールデンステイト・ウォリアーズのコンサルタントを兼任している。
バスケットボール選手として長く現役を続けたナッシュは、現役時代からサッカーに対する愛情を口にしていた。2016年のスラムダンクコンテストでは、デトロイト・ピストンズのアンドレ・ドラモンドの試技に協力し、サッカーのリフティングで同選手のダンクをアシストする場面も見られた。
今回のリポートでは、ナッシュのほか放送に加わるキャストについては触れられていないものの、『Turner』はフレッシュな陣容でサッカー中継を刷新したい意向を持っているようだ。
原文:Steve Nash reportedly hired to analyze Champions League by Alec Brzezinski/Sporting News(抄訳)