ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCが、現在絶好調のボストン・セルティックスを褒め称えた。逆にシーズン序盤から苦戦が続いているレブロン・ジェームズ率いるクリーブランド・キャバリアーズにとって、その発言がシーズンをひっくり返すための材料になり、プレイオフでのモチベーションにつながるかもしれない。
カーHCによれば、セルティックスは「イーストの将来を担うチーム」だという。
Steve Kerr on the Celtics, who he calls "the team of the future" in the East pic.twitter.com/tGCoVbypWB
— Anthony Slater (@anthonyVslater) 2017年11月14日
ウォリアーズがボストンに乗り込む11月17日(日本時間)の試合を目前に、カーHCはブラッド・スティーブンズHCとポイントガードのカイリー・アービングがともに「素晴らしい」と褒めるにとどまらなかった。ジェイレン・ブラウンとジェイソン・テイタムの名前も出し、ビッグマンのアル・ホーフォードとアーロン・ベインズが「とても賢い」と表現し、彼らのような選手がいるセルティックスこそがイーストの最注目チームであると語った。
「彼らは一本の線でつながっていて、お互いとうまくプレイができている。とても安定しており、モチベーションも高い。ここ数年、上昇傾向にあったチームで、カンファレンス決勝で敗退したこともあり、優勝を欲しているのがわかる。ゴードン・ヘイワードのあのひどい怪我がありながらも、ボストンは対戦相手を圧倒している」。
カーHCはウォリアーズのコーチに就任してから「常にイーストに目を向け、ファイナルで対戦する可能性のあるチームをいくつか注目している。当然、ここ数年はクリーブランドだった」とコメントした。
キャブズがもうそういったチームではなくなったとは言わなかったものの、セルティックスに抜かれてしまうという意味合いは含まれていた。
「若いタレントやコーチ力を持っていることもあって、ボストンがイーストの将来を担うチームであるのは間違いないと思う」と付け加えた。
どこかでレブロンが聞いているだろう。
原文:Warriors coach Steve Kerr: Celtics ‘team of future in East’ by Sporting News