ゴールデンステイト・ウォリアーズがクリーブランド・キャバリアーズとのNBAファイナル2018 第4戦に勝利し、2年連続優勝を決めた試合後、ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチがクイン・クックにかけた言葉はあまり知られていない。
過去2シーズン以上Gリーグ(一昨季までDリーグ)でプレイしていたクックは、2017-18シーズン後半戦にステフィン・カリーがひざの負傷で戦線離脱した後に頭角を現し、今年4月にツーウェイ契約(※Gリーグチームに在籍しながら一部NBAの試合にも出場できる契約)から通常のNBA契約を勝ち取った。
優勝決定後、カーHCはクックを抱きしめ「君は自分の力でNBAでの居場所を掴んだんだ」と語りかけた。
Coach @SteveKerr and @QCook323 share a moment as NBA champs! #DubNation#ThisIsWhyWePlay pic.twitter.com/4ZmGtEdmX8
— NBA (@NBA) 2018年6月9日
「君の活躍を嬉しく思う。チームがここまで来るのに力を貸してくれた。忘れるなよ。プレイオフでの勝利に君は貢献したんだ。来季また君を指導できることがうれしくてたまらない。愛している」。
カリーは負傷の影響でレギュラーシーズン51試合の出場に終わったものの、クックは33試合に出場して平均9.5得点を記録。プレイオフでは17試合に出場し、平均4.8得点を記録した。
原文:Watch: Steve Kerr, Quinn Cook share emotional moment after Warriors win NBA title by Chelsea Howard/Sporting News(抄訳)
[特集]NBAファイナル2018: ゴールデンステイト・ウォリアーズ vs クリーブランド・キャバリアーズ