ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは、レブロン・ジェームズがウェスタン・カンファレンスでプレイすることに、何の不安も感じていない。
ジェームズがロサンゼルス・レイカーズに移籍した件に関するリーグ関係者の声を伝えた『ESPN』の記事内で、カーHCは、シーズンMVPを4回受賞している同選手とウォリアーズの対戦について「何も言うつもりはない。私は、自分のチームの心配をしないといけない」とだけ語っている。
ジェームズが今夏レイカーズと4年契約を結んだことで、ウェストの競争力はさらに高まるだろう。2連覇中のウォリアーズは、ここ4シーズンで3回の優勝を果たした。しかしジェームズは、8年連続してNBAファイナルに進出している。
ウォリアーズのケビン・デュラントは、先日ジェームズのレイカーズ移籍について「素晴らしい」と、『The Undefeated』に語った。
「最適な決断だと思ったし、完璧な移籍だね。彼はクリーブランドでやれることのすべてをやったのだから」。
「彼にとっても完璧な次のステップになると思うよ。彼は、NBAスーパースターのあるべき姿と言われる選手像を壊そうとしている。一つのチームに残るべきと考えるのだろうけれど、彼は周りとは異なるやり方を良い形で示していると思うね。現役を引退したときに、彼のキャリアは非常に興味深いものになるだろうね」。
デュラントはジェームズのウェスト挑戦を歓迎しているが、カーHCは何も心配していないようだ。
原文:Steve Kerr on LeBron James to Lakers: 'I am not going to give that any thought' by Chelsea Howard/Sporting News(抄訳)