5月28日(日本時間29日)、ヒューストン・ロケッツとのプレイオフ・カンファレンス・ファイナル第7戦を控えるゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーには考えるべきことがたくさんあった。
だが、試合当日のメディアセッションで、カリーはクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズのチームメイトたちを擁護した。キャバリアーズがジェームズのワンマンチームというよくある声を否定したのだ。
『USA Today』によると、カリーは「みんながそうやって言うのは大嫌いなんだ」と述べた。
「彼らはNBAの選手たちだよ。確かに、彼らは新しくなったチームとかいろいろあるし、レブロンは素晴らしい。ここまでのプレイオフでの彼のプレイは見事だし、8年連続でチームをファイナルに導いてきた。イースタン・カンファレンスで彼が示してきた素晴らしさや、不変性、その長さは素晴らしいけどね」。
ジェームズはボストン・セルティックスを破った27日(同28日)のイースタン・カンファレンス・ファイナル第7戦で、35得点、15リバウンド、9アシスト、2ブロックを記録。キャバリアーズのタロン・ルー・ヘッドコーチは、ジェームズにとってキャリア最高のパフォーマンスと評した。ポストシーズンを通じてジェームズが最高潮にあるとの声は多い。
カリーも第7戦でのジェームズのパフォーマンスを称賛している。だが同時に、彼は「バスケットボールのファンとして、昨夜テレビで試合を見て、どうなるか分からない展開となり、彼らはやり遂げるための道を見つけた」と、ジェームズのチームメイトたちも賛辞に値すると主張した。
「素晴らしいパフォーマンスだった。だけど、ほかの選手たちへの敬意を欠いてはいけない。彼らもハードに戦ったんだ」。
原文: Stephen Curry defends LeBron James' teammates: 'They're NBA players' by Sporting News(抄訳)