逃げ切れずに延長の末に敗れたペリカンズのスタン・バンガンディHCがおかんむり 「言い訳無用。高校生でもできたはず」

Jordan Greer

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ニューオーリンズ・ペリカンズのスタン・バンガンディ・ヘッドコーチは、4月18日(日本時間19日)のニューヨーク・ニックス戦で敗れ、控えめに言って満足していなかった。

ペリカンズの3点リードで迎えた第4クォーター残り7.8秒、バンガンディHCはニックスが同点に追いつく機会を閉ざそうと、チームにファウルをするように指示した。

だが、デリック・ローズがペイント内にドライブした際に、エリック・ブレッドソーがファウルできず。そして、ロンゾ・ボールがヘルプに行こうとし、レジー・ブロックのマークを外してしまう。キャリア通算で3ポイントショット成功率38.8%の選手だ。

ローズはコーナーにいたブロックにパス。そしてブロックが3Pを沈めた。

追いつかれたペリカンズは、ボールのパスからブレッドソーが決勝ブザービーターを狙ったが、ローズのブロックに遭う。試合はオーバータイムに突入。ペリカンズはこのオーバータイムで9-19と下回り、112-122で敗れた。

【動画】ペリカンズ vs ニックス ハイライト

試合後、報道陣に対応するバンガンディHCは、フラストレーションを隠すことができず。ペリカンズは「敗北に値した」と述べている。

バンガンディHCは「我々はハードに戦ったと思う。7.8秒をしっかりやらなければいけなかっただけだ」と述べた。

「タイムアウトを終えて、やるべきことをやり、試合を終わらせなければいけなかったが、我々はそれをしなかった」。

ブレッドソーはローズにファウルすべきだったと認め、「集中の欠如」でそれができなかったと話している。バンガンディHCは「我々は十分に競い合える。だが、試合の終わりに勝つために必要なことをしなかった」と述べた。

「それも学ぶべき経験の一部だ。だが、今日は何があろうと言い訳無用だ。まったく言い訳できない。これが高校生だったら気にしない。だが、残り7.8秒でやるべきことはやらなければいけない。だから、何があろうと言い訳無用だ」。

ペリカンズは今季、ボストン・セルティックス戦でも似たような状況を経験している。残り10秒を切って3点リード、ジョシュ・ハートがドリブルを始めたセルティックスのジェイソン・テイタムにファウル。テイタムは2本のフリースローを失敗し、ペリカンズが120-115で勝利した。

バンガンディHCは「プレイを決めるのは別だ。守備が良い相手に対しては簡単じゃない」と話している。

「だから、それは別だ。我々がやるべき正しいことを私が見つけられないのであれば、私が多くのことに責任を負う。今日は、シンプルだった。高校生でも最後にやり切れたはずだ。7.8秒だ。高校生でもやるべきことをやれたはずだ」。

この黒星で、ペリカンズは25勝32敗となった。ウェスタン・カンファレンスの11位だ。プレイイン・トーナメント出場を争う上で、10位サンアントニオ・スパーズに3ゲーム差となっている。

原文: Stan Van Gundy furious with Pelicans' late-game execution vs. Knicks: 'No excuse whatsoever' by JORDAN GREER/Sporting News.com(抄訳)


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Jordan Greer

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Jordan Greer has been with The Sporting News since 2015. He previously worked for the Pittsburgh Post-Gazette. He is a graduate of Westminster College and Syracuse University.