3月10日(日本時間11日)、サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは、スパーズがラマーカス・オルドリッジの移籍先を探すことで本人と合意したことを明かしたことを、『AP』が報じた。
ポポビッチHCによると、スパーズはオルドリッジを3月25日(同26日)のトレード期限までにトレード先を探し、トレードが実現しなかった場合は契約を解除し、フリーエージェントとして移籍する流れになるようだ。
ダラス・マーベリックスとの試合前にポポビッチHCは「ラマーカスはチームと帯同していない」と話した。
「健康面は問題ないが、彼が他所のチームでプレイできるように調整することで合意した。そのため、今後は彼がチームと帯同することはない」。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、スパーズがトレード先を見つけられることに自信を持っており、早くて来週中にも決まる可能性があると報じている。
There's a level of confidence that a trade partner will be found for Aldridge -- perhaps even in the next week -- and no movement toward a contract buyout, sources tell ESPN.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) March 11, 2021
ポートランド・トレイルブレイザーズからスパーズへ移籍して6シーズン目の今季、オルドリッジはここ数試合はベンチからの出場となっていた。今季は平均25.9分の出場で、ルーキーシーズン以来の低さとなる13.7得点、そして自己最低となる4.5リバウンドを記録していた。
この決断はチームにも本人にもとってベストな形であることをポポビッチHCは強調し、オルドリッジのことを「彼は素晴らしチームメイトだ」と称賛した。
「我々が要求したことを全てやってくれた。それだけに、彼のためにもチームのためにも上手くいくようにしてあげたい。彼はそれに値する選手だ」。