NBA 2023-2024シーズンで最も身長が低い選手は?

Kyle Irving

坂東実藍 Miran Bando

NBA 2023-2024シーズンで最も身長が低い選手は? image

バスケットボール選手といえば、高い身長を思い描くだろう。NBAの選手ともなれば、ガードでも一般の人々よりもはるかに身長が高い傾向にある。

だが、常にそうとは限らない。これまでのNBAでは、6フィート(約183センチ)に満たなくとも歴史に名を残した選手たちがいる。

[AD] NBAがWOWOWに帰ってきた!毎週7試合ライブ配信、注目の5試合を実況・解説付きで生中継!

よく出てくる名前は、マグジー・ボーグス、スパッド・ウェブ、アール・ボイキンスだ。アイザイア・トーマスは5フィート9インチ(約175センチ)ながら平均30得点近い数字を残したこともあった。

6フィート(約183センチ)に満たない身長でNBAの選手になるには、特別なスキルと才能が必要だ。現在のNBAで最も身長が低い選手たちは誰なのだろうか。そして、NBAの歴史で最も低身長だった選手は誰なのか。『スポーティングニュース」がまとめた。

NBAで最も身長が低い選手は?

6フィート(約183センチ)に満たないNBAの選手は6人しかいない。

最も低いのは、トロント・ラプターズのドラフト指名外新人マーキース・ノウェルで5フィート8インチ(約173センチ)。現在のNBAで5フィート10インチ(約178センチ)に満たないのは、ノウェルとメンフィス・グリズリーズのジェイコブ・ギルヤード(5フィート9インチ/約175センチ)だけだ。

6フィート(約183センチ)ちょうどの登録は13選手。クリス・ポールやフレッド・バンブリート、カイル・ラウリー、ホゼ・アルバラード、デイビオン・ミッチェルといった選手たちだ。

以下のリストは、『NBA.com』の公式発表身長に基づいている。

NBAの低身長選手
順位 選手 身長 チーム 国籍
1. マーキース・ノウェル 5-8 ラプターズ 米国
2. ジェイコブ・ギルヤード 5-9 グリズリーズ 米国
T-3. ケネディー・チャンドラー 5-11 グリズリーズ 米国
  キーファー・サイクス 5-11 ネッツ 米国
  ジョーダン・ウォーカー 5-11 マーベリックス 米国
  マキンリー・ライト四世 5-11 マーベリックス 米国

[AD] 楽天モバイル『最強プラン』なら追加料金なしでNBA全試合見放題!

NBAの歴代低身長選手たち

歴代で最も身長が低かったのは、5フィート3インチ(約160センチ)のボーグスだ。NBAで堂々の14シーズンを戦い、うち5シーズンはフルタイムのスターターだった。

続くのは、5フィート5インチ(約165センチ)のボイキンス。NBAで13年を過ごし、1シーズンの自己最多平均14.6得点を記録している。

歴代の低身長選手でよく名前があがるもうひとりが、5フィート7インチ(約170センチ)ながらスラムダンクコンテストで優勝したウェブだ。

今季NBA入りしたノウェルは、歴代では8位タイの低身長選手となる。

NBAの歴代低身長選手たち
順位 選手 身長 活動期間 国籍
1. マグジー・ボーグス 5-3 1987-2001 米国
2. アール・ボイキンス 5-5 1999-2012 米国
3. メル・ハーシュ 5-6 1946-1947 米国
T-4. スパッド・ウェブ 5-7 1985-1998 米国
  グレッグ・グラント 5-7 1989-1996 米国
  キース・ジェニングス 5-7 1992-1995 米国
  レッド・クロッツ 5-7 1947-1948 米国
  モンテ・トウ 5-7 1976-1977 米国
T-8. マーキース・ノウェル 5-8 2023-現在 米国
  チャーリー・クリス 5-8 1977-1984 米国
  ディノ・マーティン 5-8 1946-1948 米国

原文:Who are the shortest NBA players in the 2023-24 season? Full list with height, team, nationality(抄訳)

[AD] NBAがWOWOWに帰ってきた!毎週7試合ライブ配信、注目の5試合を実況・解説付きで生中継!

Kyle Irving

Kyle Irving Photo

You read that wrong – not Kyrie Irving. From Boston, graduated from the University of New Hampshire. Sixth season as a content producer for NBA.com's Global editions. Covering the NBA Draft has become his annual "dream come true" moment on the job. Irving has a soft spot for pass-first point guards, with Rajon Rondo and Steve Nash being two of his favorite players of all time.

坂東実藍 Miran Bando

坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。