2月3日(日本時間4日)にステイプルズ・センターで行なわれたサンアントニオ・スパーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、カワイ・レナードが22得点、6リバウンド、7アシストを記録し、クリッパーズが108-105で逆転勝利した。
前半に最大15点のビハインドを背負ったクリッパーズだが、第3クォーターに31-19とスパーズを圧倒。3点リードで第4Qを迎える。
残り1分35秒、レナードのワンハンドダンクでリードしたクリッパーズは、さらにそのレナードがデマー・デローザンのショットをブロック。ポール・ジョージのジャンプショットで106-102とリードした。
残り2秒にパティ・ミルズの3ポイントショットで1点差に迫られたクリッパーズだが、ルー・ウィリアムズがファウルを受け、2本のフリースローを沈める。最後は起死回生を狙ったミルズのハーフコートからのショットが決まらず、タイムアップを迎えた。
2連勝のクリッパーズ(35勝15敗)は、ジョージが19得点、今季自己最多の12リバウンド、8アシスト、モントレズ・ハレルが14得点、パトリック・ベバリー、ウィリアムズが各12得点を記録している。
レナードの連続30得点超記録は9試合でストップ。試合後、レナードはチームについて「まだ改善すべき点はある」と述べた。
一方、第3Q残り6分2秒にデローザンのひじが鼻に入り、流血したジョージは「最初は血が流れだしたと感じて、次はナイアガラの滝みたいだった」と述べた。
「折れてはいない。痛いだけだ。いつもより大きくなっているから、アイシングして腫れがおさまってほしい」。
ジョージは第4Qに試合に復帰。デローザンにはフレイグラントファウル1がコールされた。
そのデローザンが第4Q無得点だったスパーズ(22勝27敗)は3試合ぶりの黒星。ラマーカス・オルドリッジが27得点、9リバウンド、デローザンが26得点、ミルズが18得点を記録している。
ミルズは「僕たちは生かすことができず、彼らが僕らのミスを生かした。トランジションやダンク、3Pとね」と反省した。