10月31日(日本時間11月1日)にステイプルズ・センターで行なわれたサンアントニオ・スパーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は、カワイ・レナードが38得点、12リバウンド、4スティールを記録し、クリッパーズが103-97で制した。
クリッパーズは5点差をつけて迎えた第4クォーター、レナードの9得点などでリードを広げる。スパーズの連続6得点で残り2分34秒に97-93と4点差まで詰め寄られたが、その後はリードを保って勝利した。
ホーム3連勝のクリッパーズ(4勝2敗)は、モントレズ・ハレルが24得点、ルー・ウィリアムズが12得点を記録している。フィールドゴール成功率は42.9%だったが、平均21.3得点のラマーカス・オルドリッジを5得点に抑えるなど守備が光った。
ドック・リバース・ヘッドコーチは「両チームがショットを決められない試合だった」と述べている。
「攻撃面では素晴らしい夜ではなかったが、我々は守備で勝つことができたね」。
30日(同31日)のユタ・ジャズ戦を休んだレナードは、後半にFG16本中10本成功の25得点をマーク。得点とリバウンドのダブルダブルは今季初。38得点、12リバウンドは、クリッパーズでは2015年のブレイク・グリフィン以来の数字となる。
2018年7月に退団したスパーズとは3回目の対戦で初のダブルダブル達成となった。対戦成績は2勝1敗。レナードは「楽しみにしていたんだ」と、古巣との対戦を振り返った。
「偉大なコーチやかつてのチームメイトたちと対戦できるのは、いつだって楽しいよ」。
【今夜の注目】カワイ・レナードが古巣スパーズを相手に38得点| 2019.10.31
一方、スパーズのグレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは「彼は素晴らしかったと思う」と述べたのみ。さらなる質問には「彼を指導しているのはドック(リバースHC)だ。わたしじゃない。彼は素晴らしい試合をしたと言ったはずだ。それ以上言うことはない」と返している。
今季初黒星のスパーズ(3勝1敗)は、デマー・デローザンが29得点、デリック・ホワイトが20得点を記録した。