スパーズとの第7戦を制したナゲッツが10年ぶりにファーストラウンド突破

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4月27日(日本時間28日)にペプシ・センターで行なわれたサンアントニオ・スパーズ対デンバー・ナゲッツのウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第7戦は、ナゲッツが90-86で勝利し、ファーストラウンド突破を決めた。2008-09シーズン以来となるファーストラウンド勝ち上がりを決めたナゲッツは、カンファレンス・セミファイナルでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦することとなった。

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マイケル・マローン・ヘッドコーチは「タフで、力強いプレイだった」と、選手を労った。

「試合終盤、スパーズにランを決められた後も、チームは冷静さを失わなかった」。

第3クォーターにリードを17点(69-52)に広げたナゲッツに対し、スパーズは第4Qに猛反撃を見せ、残り52秒までに2点差(86-88)にまで詰め寄る。しかしナゲッツは、タイムアウトを取って再開後、ニコラ・ヨキッチのアシストからジャマール・マレーがフローターを沈めて90-86とリードを4点に。スパーズはデマー・デローザンがドライブからレイアップを狙ったものの、トーリー・クレッグが値千金のブロックショットを決めて得点を許さず、ナゲッツが接戦をものにした。

スパーズのグレッグ・ポポビッチHCは、逆転のための試合時間を減らさないため、ベンチからナゲッツの選手にファウルを仕掛けるように大声で指示を出した。しかし、ナゲッツファンの大歓声にかき消され、選手たちの耳に届かなかった。ラマーカス・オルドリッジは「聞き逃してしまった。そういうことだ」と、悔やんだ。

ナゲッツ(4勝3敗)は、マレーが23得点、ヨキッチが21得点、15リバウンド、10アシストのトリプルダブル、ギャリー・ハリスが11得点で勝利に貢献した。

敗れたスパーズ(3勝4敗)は、ルディ・ゲイが21得点、8リバウンド、デローザンが19得点、8リバウンド、6アシスト、ブリン・フォーブスが19得点、6リバウンド、オルドリッジが16得点、11リバウンド、4アシストだった。

ナゲッツとブレイザーズのシリーズ第1戦は、同会場で29日(同30日)に行なわれる。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ