1月9日(日本時間10日)、ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われたサンアントニオ・スパーズ対ブルックリン・ネッツの一戦は、オーバータイムの末に121-119でネッツが勝利した。
第4クォーター残り4分で10点リードをしながら、同40秒で同点とされたネッツは、ここからケビン・デュラントがショットの精度を欠く。だが、オーバータイムに持ち込まれたネッツは残り1.4秒、そのデュラントからのパスを受けた新人キャム・トーマスが決勝点をあげた。
ホームでの連敗を5で止め、12月16日(同17日)以来となるバークレイズ・センターでの白星を手にしたネッツ(25勝13敗)は、デュラントが28得点、6アシスト、ジェームズ・ハーデンが26得点、12アシスト、7リバウンド、ニック・クラクストンが16得点、14リバウンド、パティー・ミルズが13得点、6リバウンド、トーマスが11得点、6リバウンドを記録している。
トーマスは「自分がしている仕事を信じただけだ」と話した。
「僕はたくさんの仕事をしている。だから、ああいう場面でKD(デュラント)やジェームズ(ハーデン)が僕にパスをしてくれた時はいつでも準備を整えられているんだ」。
ネッツは10日(同11日)、当初12月に開催予定だったものの、新型コロナウイルスの影響で延期となったロードでのポートランド・トレイルブレイザーズ戦に臨む。
東海岸から西海岸まで大陸を横断してのバック・トゥ・バック(2日連続試合)となり、スティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチは「バック・トゥ・バックのすべてを覚えていることはできないが、6時間のフライトや3時間の時差があるバック・トゥ・バックは記憶にないね」と述べた。
「だから普段とは違うけど、これもひとつの機会ととらえなければいけない。困難の中で成功するための機会としてね」。
一方、ここ7試合で6つ目となる黒星を喫したスパーズ(15勝24敗)は、ロニー・ウォーカー四世が25得点、デジャンテ・マレーが19得点、12アシスト、9リバウンド、ブリン・フォーブスが18得点、ヤコブ・パートルが11得点、12リバウンドをマークしている。