12月11日(日本時間12日)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで行われたサンアントニオ・スパーズ対ヒューストン・ロケッツの一戦は、ロケッツが93-82で勝利した。スパーズは球団最長記録となる17連敗を喫している。
第3クォーターにビクター・ウェンバンヤマがアルペレン・シェングンを相手に豪快なダンクを叩きこむ場面もあったスパーズは、第4Q残り約4分で4点差に詰め寄るが、フレッド・バンブリートに3ポイントショットを沈められた。
さらに、シェングンのブロックからタリ・イーソンのダンクで9点差とされたスパーズは、タイムアウトを要求したものの、その後もバンブリートの3Pなどで突き放され、ロケッツにホーム10連勝を許している。
スパーズ(3勝19敗)はウェンバンヤマが15得点、18リバウンド、5ブロック、デビン・バセルが14得点、6リバウンド、マラカイ・ブラナムが13得点、6リバウンド、7アシスト、ケルドン・ジョンソンが12得点、7リバウンド、4スティール、ジェディ・オズマンが10得点を記録した。
11月2日(同3日)のフェニックス・サンズ戦を最後にスパーズは白星なし。ウェンバンヤマは「もちろん簡単じゃない。でも、選択肢はないんだ」と話している。
「前進を続けるしかない。長期的に僕らが勝者になることを誰も疑っていないのは良いことだ。負けるのは大嫌いだけど、長期的な目標に集中している」
また、ジョンソンは「競技者だし、勝ちたい」と述べた。
「負けているからといって、人として自分を変えることはない」
スパーズは3Pが41本中5本成功(12%)にとどまった。グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは「とにかくひどい気分だ。あれだけショットが決まらないと、どうすればいいか分からない」と話している。
「あれではとても、とても難しくなる。だが、選手たちはあらゆるかたちで成長しているところだ。とにかくショットに関しては幸運をつかんでくれることを願っているよ」
一方、3連勝のロケッツ(11勝9敗)は、イーソンが今季自己最多の18得点、14リバウンド、バンブリートが16得点、6リバウンド、5アシスト、シェングンが15得点、9リバウンド、ジェフ・グリーンが12得点、ジャバリ・スミスJr.が9得点、12リバウンド、5アシストをマークした。