サクラメント・キングスは11月21日(日本時間22日)、ルーク・ウォルトン・ヘッドコーチを解任し、アルビン・ジェントリーを暫定ヘッドコーチに任命したことを発表した。
キングスのモンテ・マクネアーGMは「これまでのシーズンを綿密に評価した結果、ヘッドコーチを変更することを決めました」と話している。
「ルークの尽力とチームに対する貢献に感謝します」。
Alvin Gentry Has Been Named Interim Head Coach pic.twitter.com/a01BAW4o5W
— Sacramento Kings (@SacramentoKings) November 21, 2021
ロサンゼルス・レイカーズで3年にわたりヘッドコーチを務めたウォルトンは、2019年4月にキングの指揮官に就任。これまで68勝93敗(勝率42.2%)という成績だった。
暫定的に指揮を執るジェントリーは、35年超の経験を持つ指導者。1995年にマイアミ・ヒート、1997年から2000年までデトロイト・ピストンズ、2000年から03年までロサンゼルス・クリッパーズ、2008年から13年までフェニックス・サンズ、2015年から20年までニューオーリンズ・ペリカンズで采配を振るってきた。通算では510勝595敗(勝率46.2%)という成績を残している。
20日(同21日)のユタ・ジャズ戦で敗れたキングスは、ここ8試合で7敗と黒星が立て込んでおり、6勝11敗でウェスタン・カンファレンスの12位につけている。
キングスは2005-06シーズンを最後に15年にわたってプレイオフに進出できていない。これは1977年から91年までプレイオフに出られなかったクリッパーズと並ぶNBA史上最長タイだ。
ウォルトンの勝率42.2%という数字は、1985年に球団がカリフォルニアに移転して以降の18人の指導者の中で2番目の成績。勝率63.3%を記録してプレイオフを戦い、指揮を執った8シーズンすべてで勝ち越したリック・アデルマンを除き、キングスがサクラメントに移転してから勝ち越したヘッドコーチはいない。
キングスは22日(同23日)にホームでフィラデルフィア・76ersと対戦する。
原文:Sacramento Kings fire coach Luke Walton after 6-11 start, name Alvin Gentry as interim coach by NBA.com(抄訳)