8月14日、『RUSSELL WESTBROOK 2018 WHY NOT TOUR』で初来日中のオクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックがナイキ原宿でトークショーを行なった。
初来日ということもあり、前の晩から並んでいたファンもいた同イベントにウェストブルックが登場すると、待ちわびていた大勢のファンから大歓声が沸き起こった。
着いて早々、オクラホマシティの会場によく来ている日本人のファンの姿に気付き、ウェストブルックが喜びながら声をかけるという印象的なシーンからイベントは始まった。
進行を務めた佐々木クリス氏に来シーズンへの期待を聞かれたウェストブルックは「とても感触は良くて、良い仲間たちが揃っているのでとてもエキサイティングなシーズンになるだろう」と答えた。
チームのリーダーとしての役割も増すなか、リーダーとして最も重要なのは「周りに要求することを自分もしっかりとやることである」と説明した。
「だから毎日自分はコートで全てを出し切る。周りにそれを求めているからね」。
トークショー終盤に参加者から「上手くなりたいと思っている人に送れる一番のアドバイス」を聞かれると、「自分が早い段階で学んだのは、一貫性を持って集中力を切らさないことだ」と語った。
「多くの場合、若い子たちはいろいろ試してみるけど一貫性がないことがある。バスケットボールに限らず、何をするにも一貫性を持って集中し、毎日練習することが重要だ」。
15分弱という短い時間ではあったものの、最後は本人のスマートフォンで会場に集まったファンとセルフィーを撮り、日本のファンとの思い出をカメラに収めた。
イベント終了後、会場裏では熱狂的なサンダーファンであり、イラストレーターであるヤマノナナエさんと初対面を果たした。
Photo by Reo Onishi
ヤマノさんが4月にオクラホマシティに行ったときに直接会うことは叶わなかったのだが、ウェストブルックは彼女が来ていたことを覚えており、開口一番に「また会えて嬉しいよ」と笑顔で彼女を迎えた。ヤマノさんがこの日のために作成した7枚綴りのイラストカードを受け取ったウェストブルックは、嬉しそうに一枚ずつ感想を述べ、「僕のオフィスに飾る」と話していた。
Photo by Hiroshi Kato
関連記事
[特集]ラッセル・ウェストブルック来日 『RUSSELL WESTBROOK 2018 WHY NOT TOUR』