八村塁が東京オリンピックについて語る 「日本代表としてプレイすることにワクワクしている」

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ウィザーズ公式ポッドキャストで八村塁がプレイオフでの経験やオリンピックについて語る

6月10日(日本時間11日)に更新されたワシントン・ウィザーズの公式ポッドキャスト『OFF THE BENCH』で、八村塁のシーズン終了インタビューが紹介された。八村は英語で実施されたジャクソン・フィリオ記者とのインタビューで、今シーズンを通して感じた自身の成長や、ラッセル・ウェストブルックからのオフシーズンのアドバイス、オリンピック出場に対する思いなどを語っている。

以下、インタビュー内容抄訳。

――選手はキャリア1年目と2年目の間に飛躍的な成長を経験するとよく言われますが、今シーズンを振り返って、どこが一番大きく成長し、どうゲームは改善したと思いますか?

八村:シーズン前にラス(ラッセル・ウェストブルック)がトレードでチームに加入して良いエナジーをもたらしてくれ、チームが大きく変わりました。シーズン序盤にちょっと低迷しましたが、次第に感覚が掴めてきて、僕らは良いチームだと感じ始めたんです。僕自身も、自分の立ち位置を理解して、攻守においてアグレシッブにプレイするようになって、チームのプレイオフ進出に貢献できました。素晴らしいシーズンだったと思います。

――プレイインゲームとプレイオフを通して得たものはなんですか?

八村:コーチや選手、エージェントやいろんな人から「プレイオフは違う」と聞いていましたが、それがどういう意味なのか実際にはわかっていませんでした。でも、やっぱり違いましたね。みんながよりハードにプレイしていて、あらゆるポジションが重要で、レギュラーシーズンとは異なるゲームでした。

選手によっては、例えばアレックス(レン)が6年間プレイオフに出れなかったりするわけで、プレイオフに行くこと自体が大変なことだと思うと、2年目でプレイオフに行けて、主力選手として出場時間をもらえて、素晴らしい経験になりました。この経験は自分のキャリアに確実に活きると思いますね。

――練習でも試合中でも、今シーズンはラスと良い関係が築けているのを我々も目撃してきましたが、ラスからオフシーズンをどう過ごすべきかアドバイスはありましたか?

八村:シーズンが終わったばかりでまだそういう話はできていませんが、オリンピックのことは少し話しました。それと来シーズンに向けた準備もしなくてはいけません。ラスには、「まずはとにかく休んで、精神的にも身体的にも整えるようにすること。そのために自分の好きなことをするといい」と言われました。来シーズンに向けてどう過ごすべきなのかもっと聞いておいたほうがいいですね。

――オリンピックの話が出ましたが、もうすでに日本代表チームは練習を始めているんですよね? どういう予定ですか? 日本で日本を代表してプレイすることについてワクワクしていますか?

八村:ワクワクしていますね。ずっと長い間楽しみに待っていましたから。今はまだシーズンが終わったばかりなので少し休みたいですし、いろいろ考えることもありますが、もちろんオリピックには出たいです。一方で、来シーズンの準備もしたいですし、ちょっと複雑な心境ではありますね。うまく調整できるといいなと思っています。

翻訳:Yoko B Twitter: @yoko_okc


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ