4か月半ぶりの実戦でウィザーズの八村塁がナゲッツ相手に18得点、9リバウンドの活躍

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7月22日(日本時間23日)、フロリダ州オーランドのディズニー・ワールド・リゾートにあるHPフィールドハウスにて、ワシントン・ウィザーズとデンバー・ナゲッツによる練習試合が行なわれた。試合はトロイ・ダニエルズが22得点、6リバウンドを記録したナゲッツ89-82で勝利している。

この日から各チームは3試合ずつ練習試合を行なう。3月11日(同12日)に新型コロナウイルスの影響でリーグが停止して以来、4か月半ぶりの実戦となった。久々の実戦形式ということを考慮し、練習試合の初戦は通常の12分クォーターではなく、10分クォーターの合計40分で行なわれた。

ウィザーズの八村は得意のミドルシュートで試合の初得点を獲得し、チーム最多となる18得点、9リバウンドを記録。3ポイントショット2本中1本成功を含むフィールドゴール14本中6本、フリースロー6本中5本を決め、ほかに1アシスト、2ターンオーバー、出場時間帯のチームの得失点差を示すプラスマイナスはマイナス1だった。

久々の実戦に八村は「雰囲気は違ったが、久々にコートに戻れて嬉しかった」と、試合をできる喜びを口にした。

「(久々の試合でスタミナ面は)全然大丈夫ですね。自宅待機中もずっとトレーニングしていましたし、ウィザーズに戻ったあともトレーニングを続けていたので、そこの成果が出たなと感じました」。

ウィザーズのスコット・ブルックス・ヘッドコーチは「チームはとてもハードにプレイしていた」と試合を振り返った。

「塁は良かった。とても積極的で、自分の得意な場所から打てていた。彼のゲームで私がとても好きなところだ。自分の得意な場所で、高い確率のシュートが打てている。あれを続ける必要がある」。

ジョン・ウォール、ブラッドリー・ビール、ダービス・ベルターンスとチームの主な得点源が欠場していることで、八村は必然的にチームの第1オプションとなっている。この試合でも、リバウンドからそのまま自分で運び、積極的に得点を狙うシーンが目立った。

ウィザーズは八村のほかにトロイ・ブラウンJr.が12得点、6リバウンド、5アシスト、イシュ・スミスが10得点、シャバズ・ネイピアーが9得点、5アシストを記録。

ガードの多くが欠場したナゲッツは、213cmのニコラ・ヨキッチを先発ポイントガードとして起用するなど、全体的にサイズの大きいラインナップを試していた。この試合がNBAデビューとなったボル・ボルは、32分の出場で3ポイントショット2本を含む18得点、10リバウンド、6ブロックを記録し、チームの期待に応えた。

ウィザーズの次の練習試合は、25日(同26日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦だ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ