FIBAバスケットボール・ワールドカップ2019に出場している八村塁(日本代表/ワシントン・ウィザーズ)が、17-32位順位決定ラウンドを欠場することとなった。9月6日に日本バスケットボール協会が発表した。
同協会は、「当協会(JBA)およびNBAワシントン・ウィザーズは、協議の結果、明日以降の2戦(ニュージーランド戦、モンテネグロ戦)について、八村塁選手の欠場を決定いたしました」と発表している。
「日本代表チームの一員として最後までワールドカップを戦い抜くことを望まれる一方で、ワールドカップ期間中に膝の不調と疲労を抱えており、また長期間にわたるNCAAシーズン、NBAドラフト、NBAサマーリーグによる体調への影響を考慮し、3週間後に迫るウィザーズのNBA トレーニングキャンプに向けて休養をとることがベストだと判断いたしました。JBAおよびウィザーズは、八村選手の東京2020オリンピック参加に向けて、NBAシーズンを通した長期的な成長への協力を続けてまいります」。
「日本代表チームならびに八村選手を応援してくださる皆様におかれましては、上記ご理解いただけますと幸いです。今後とも、引き続きご声援いただけますよう、よろしくお願いいたします」。
また、八村はJBAのリリースを通じて以下のコメントを発表している。
「自分は、チームジャパンが大好きです。今回の決断はウィザーズ、日本チーム、そして自分自身にとって、とても難しい決断でした。体調は様子を見ている段階ですが、ウィザーズ・日本チームともに、NBAシーズンそして東京2020オリンピックに向けて、僕がベストな状態になれるよう最大限の協力をしてくれると信じています。応援してくださっている方々には、引き続き、自分や日本チームを応援してくださるよう、お願いします」。
日本は、5日に行なわれた1次ラウンド第3戦のアメリカ戦に45-98で敗れ、大会3連敗で1次ラウンド敗退となった。八村はアメリカ戦で第3クォーターのフル出場(10分)を含む合計24分4秒出場、4得点、4リバウンドを記録したが、第4クォーターには出場しなかった。