ワシントン・ウィザーズの八村塁が、20日(日本時間21日 午前9時30分)に行なわれる2020 NBAドラフトロッタリーでチームを代表することになった。8月19日にウィザーズが発表した。
#八村塁 選手が日本時間の21日に開催のドラフトロッタリーでウィザーズを代表することが決定‼️ #RepTheDistrict |@rui_8mura pic.twitter.com/jwZRVyX3oT
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) August 19, 2020
ドラフトロッタリーは、プレイオフ進出を逃した14チームが、1~4位のドラフト指名権を争う抽選会だ。通常は各チームから1人ずつ代表者が出席する。代表者は所属選手の場合もあれば、オーナー、GMなどの場合もあるが、それぞれチームが独自に選んでロッタリーに送り込む。今年のロッタリーは新型コロナウイルスの対策のため、バーチャル(仮想空間)で行なわれる。
ウィザーズは1位指名権獲得率4.5%と、上から9番目のオッズとなっている。4位までのオッズを得る確率は20.2%だ。1~4位の指名権を逃した場合、勝率の低い順に上位指名権が割り当てられるため、ウィザーズの場合は9~13位のいずれかとなる。
また、ウィザーズは2巡目37位指名権(シカゴ・ブルズから譲り受けた指名権)を保持している。ドラフトは各チーム2巡目まで行なう。
明日はNBAドラフト ロッタリー!ウィザーズが2020年ドラフトの全体1位指名権利を獲得する確率は? #RepTheDistrict pic.twitter.com/Cd4CACj420
— ワシントン ウィザーズ (@washwizardsjp) August 20, 2020
今年のドラフトロッタリーでチームを代表する八村は、昨年のドラフトで1巡目全体9位で指名され、日本人選手として史上初のドラフト1巡目指名を受けた選手となった。ウィザーズに入団した1年目の2019-20シーズンは、48試合に出場(すべて先発出場)し、1試合平均13.5得点、ルーキーでトップの6.1リバウンドを記録した。
▼ウィザーズのバーチャルドラフトロッタリー中継(YouTube)
ロッタリー参加チームの1位指名権獲得率とロッタリー代表者は以下の通り。
チーム | 今季勝敗 | 勝率 | 1位指名権獲得率 | 代表者 |
ウォリアーズ | 15-50 | .231 | 14.0% | ステフィン・カリー(選手) |
キャバリアーズ | 19-46 | .292 | 14.0% | ブラッド・ドアティ(元選手) |
ウルブズ | 19-45 | .297 | 14.0% | ディアンジェロ・ラッセル(選手) |
ホークス | 20-47 | .299 | 12.5% | Jami Gertz(オーナー) |
ピストンズ | 20-46 | .303 | 10.5% | トロイ・ウィーバー(GM) |
ニックス | 21-45 | .318 | 9.0% | レオン・ローズ(球団社長) |
ブルズ | 22-43 | .338 | 7.5% | アルトゥラス・カルニショバス(バスケットボール運営部門EVP) |
ホーネッツ | 23-42 | .354 | 6.0% | デボンテ・グラハム(選手) |
ウィザーズ | 24-40 | .375 | 4.5% | 八村塁(選手) |
サンズ | 26-39 | .400 | 3.0% | ジェームズ・ジョーンズ(GM) |
スパーズ | 27-36 | .429 | 2.0% | ピーター・J・ホルト(チェアマン) |
キングス | 28-36 | .438 | 1.3% | ディアロン・フォックス(選手) |
ペリカンズ | 28-36 | .438 | 1.2% | トラジャン・ラングドン(GM) |
グリズリーズ* | 32-33 | .492 | 0.5% | エリオット・ペリー(共同オーナー兼選手補助ディレクター) |
*セルティックスに譲渡される予定。