八村塁は5得点 レイカーズがナゲッツに3連敗|NBAプレイオフ2024

坂東実藍 Miran Bando

八村塁は5得点 レイカーズがナゲッツに3連敗|NBAプレイオフ2024 image

ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が4月26日(現地時間25日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたデンバー・ナゲッツとのウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第3戦で先発出場し、5得点を記録した。レイカーズは105-112で敗れている。

八村は27分53秒間のプレイで3ポイントショット2本中1本成功を含むフィールドゴール4本中2本成功、フリースロー2本試投で5得点。そのほか、2リバウンド、1アシストをマークしている。ターンオーバーは1、パーソナルファウルは2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-12だった。

[AD] 楽天モバイル『最強プラン』なら追加料金なしでNBA全試合見放題!

第1クォーター残り10分53秒、八村はトランジションからアンソニー・デイビスのアシストで豪快なワンハンドダンク。この日初得点をあげると、同5分24秒にはレブロン・ジェームズのお膳立てで左コーナーから3Pを沈める。

八村は第3Q残り9分26秒、ディアンジェロ・ラッセルがスティールしたボールを拾い、デイビスのレイアップをアシスト。第4Q残り4分43秒に2本のFTを放つが決まらず、同3分47秒にベンチへ下がってこの日のプレイを終えた。

第1Qを10点リードで終え、4点差をつけてハーフタイムに突入したレイカーズだが、後半に入って10-24のランを許し、二桁のビハインドを背負う。第1Qの八村以降、約34分にわたって3Pが決まらなかったレイカーズは、ナゲッツ戦11連敗となる黒星を喫している。

昨季のウェスタン・カンファレンス・ファイナルでナゲッツにスウィープ(4勝0敗)を許したレイカーズは、2022年12月16日(同17日)を最後にナゲッツに勝てていない。

レイカーズ(3敗)はデイビスが33得点、15リバウンド、ジェームズが26得点、6リバウンド、9アシスト、オースティン・リーブスが22得点、5リバウンドを記録している。

ダービン・ハム・ヘッドコーチは「彼らには王者の自信がある」と話した。

「スターティングラインナップは長く一緒にやっている。彼らのネットレーティングはけた外れだ。そしてほかにも活躍してプレイを決める選手たちがいる」

一方、ナゲッツ(3勝)はアーロン・ゴードンがプレイオフ自己最多の29得点、15リバウンド、ニコラ・ヨキッチが24得点、15リバウンド、9アシスト、ジャマール・マレーが22得点、5リバウンド、9アシスト、マイケル・ポーターJr.が20得点、10リバウンドをマークしている。

ヨキッチは「どの試合もどんどんタフになっていくと思う」と話した。

「デンバーで彼らは20点をリードした。今日は前半に12点差だ。でも、何度も同じチームと対戦するのは本当に大変だと思う。本当にタフなチームなんだ。すべての試合が本当に面白く、勝つのが大変だよ。どの試合も僕らが追いかける展開だ。彼らは本当に才能がある。完全に封じるのは本当に大変なんだ」

ポーターJr.は「試合に勝つのは楽しい」と述べている。

「メディア以外に11連勝のことを見ている人は誰もいないと思う。ハードだからだ。このチームを倒すのは簡単じゃない。前回の試合は20点差からの挽回だった。簡単じゃないんだ。でももちろん、僕らは勝つのが好きだ。勝てれば勝てるほど良い」

第4戦は4月28日 午前9時30分(現地27日)、クリプトドットコム・アリーナで行われる。

ボックススコア

本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。

坂東実藍 Miran Bando

坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。