ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が4月26日(現地時間25日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたデンバー・ナゲッツとのウェスタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第3戦で先発出場し、5得点を記録した。レイカーズは105-112で敗れている。
八村は27分53秒間のプレイで3ポイントショット2本中1本成功を含むフィールドゴール4本中2本成功、フリースロー2本試投で5得点。そのほか、2リバウンド、1アシストをマークしている。ターンオーバーは1、パーソナルファウルは2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-12だった。
第1クォーター残り10分53秒、八村はトランジションからアンソニー・デイビスのアシストで豪快なワンハンドダンク。この日初得点をあげると、同5分24秒にはレブロン・ジェームズのお膳立てで左コーナーから3Pを沈める。
八村は第3Q残り9分26秒、ディアンジェロ・ラッセルがスティールしたボールを拾い、デイビスのレイアップをアシスト。第4Q残り4分43秒に2本のFTを放つが決まらず、同3分47秒にベンチへ下がってこの日のプレイを終えた。
第1Qを10点リードで終え、4点差をつけてハーフタイムに突入したレイカーズだが、後半に入って10-24のランを許し、二桁のビハインドを背負う。第1Qの八村以降、約34分にわたって3Pが決まらなかったレイカーズは、ナゲッツ戦11連敗となる黒星を喫している。
昨季のウェスタン・カンファレンス・ファイナルでナゲッツにスウィープ(4勝0敗)を許したレイカーズは、2022年12月16日(同17日)を最後にナゲッツに勝てていない。
レイカーズ(3敗)はデイビスが33得点、15リバウンド、ジェームズが26得点、6リバウンド、9アシスト、オースティン・リーブスが22得点、5リバウンドを記録している。
ダービン・ハム・ヘッドコーチは「彼らには王者の自信がある」と話した。
「スターティングラインナップは長く一緒にやっている。彼らのネットレーティングはけた外れだ。そしてほかにも活躍してプレイを決める選手たちがいる」
一方、ナゲッツ(3勝)はアーロン・ゴードンがプレイオフ自己最多の29得点、15リバウンド、ニコラ・ヨキッチが24得点、15リバウンド、9アシスト、ジャマール・マレーが22得点、5リバウンド、9アシスト、マイケル・ポーターJr.が20得点、10リバウンドをマークしている。
ヨキッチは「どの試合もどんどんタフになっていくと思う」と話した。
「デンバーで彼らは20点をリードした。今日は前半に12点差だ。でも、何度も同じチームと対戦するのは本当に大変だと思う。本当にタフなチームなんだ。すべての試合が本当に面白く、勝つのが大変だよ。どの試合も僕らが追いかける展開だ。彼らは本当に才能がある。完全に封じるのは本当に大変なんだ」
ポーターJr.は「試合に勝つのは楽しい」と述べている。
「メディア以外に11連勝のことを見ている人は誰もいないと思う。ハードだからだ。このチームを倒すのは簡単じゃない。前回の試合は20点差からの挽回だった。簡単じゃないんだ。でももちろん、僕らは勝つのが好きだ。勝てれば勝てるほど良い」
第4戦は4月28日 午前9時30分(現地27日)、クリプトドットコム・アリーナで行われる。
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